TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元前橋市が美術館整備

2010-09-01 07:12:34 | 地域産業
 地元前橋市は、2007年に取得した前橋中心街のWALK前橋の1階から3階までの店舗跡を、市立美術館として活用します。

 前橋市は、今年中にプロポーザル方式で設計者を選定して、12年度開館を目指します。県庁所在地で、前橋市は唯一、公立美術館がないしです。そのこともあって前橋市は美術館整備に乗り出すわけで、その整備場所が、WALK前橋というのは市街地活性化の呼び水になると思います。

 隣接する「前橋プラザ元気21」は中央公民館や図書館があり、2009年度年間150万人が利用しました。美術館整備で相乗効果も期待できそうです。

 さて、WALK前橋には、当初は商業施設として活用する予定でしたが、店舗が揃わず今回の美術館になったのですが、なぜ中心市街地活性化になぜ商業施設だったのでしょうか。

 中心市街地の活性化は、文化施設の集積が一番だと思います。買い物にはかつて言われたような「ふれあい」を求めるというのは幻想だったのではないでしょうか。必要な買い物をなるべく安い買い物で買って、余裕のできた資金を文化的なふれあいの資金に、なにかこのほうが理にかなっているのではないでしょうか。