あび卯月☆ぶろぐ

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親王御誕生を祝ふ

2006-09-06 18:48:06 | 社会・世相
秋篠宮妃紀子さまが本日、男児を御出産されました。
一国民として心よりお慶び申し上げます。

親王(男子)が御誕生したということは今の皇室典範の規定からいえば、
将来、天皇になられる方がお生まれになったということです。
私は今回、親王がお生まれになって本当に「良かった」と思います。
一番の理由は、愛子さまが天皇になる可能性が遠ざかったからです。
女性の天皇がよくないということではありません。
(女系の天皇は絶対によくありませんが)
雅子さまのことを考えると愛子さまは天皇にならない方が良いと思うからです。

というのも、
天皇になるのであれば言うまでもなく帝王学を学ばなければなりません。
これは雅子さまにとって新たなる精神的負担となるでしょう。
そして、雅子さまは本当に愛子さまを天皇にさせたいと思っていらっしゃるのか。
私には愛子さまをのびのびと育てたいというお考えのように映ります。
いづれにせよ、雅子さまの諸々の精神的負担を考慮すると愛子さまを天皇にすべきではないと思うのです。
これは、小姑の邪推かもしれませんが、いや、このような小姑がいるからこそ雅子さまは精神を病まれたのでしょう。
そうであるならば、ますます、愛子さまを天皇にすべきではないと思うのです。
繰り返しますが、愛子さまが天皇に向いていないとか、
女性の天皇がけしからんという意味で言っているのではありません。
ひとえに雅子さまの御心情を考慮した由です。

さて、
今回、親王が誕生したからといって皇室消滅の危機が去ったわけではありません。
これは強調しておきたいのですが、このままでは五十年後には皇族は今日お生まれになった親王のご一家のみとなってしまうでしょう。
(親王が多く男子をもうけられたら話は別ですが)
ですから、皇室典範は改訂する必要はありませんが、
臣籍降下された旧宮家の方々を皇族に復帰させることは急務です。

「祝ふ」と題しながら縷々、野暮なことを述べてしまいましたが、
皇室の御繁栄を考えるならば真剣に考えなければならない事柄だと思います。

最後に紀子さまの御両親である川嶋辰彦、和代夫妻が宮内庁を通じて述べられたお言葉を紹介いたします。

「誠におめでとう存じます。『清流に臨みて詩を賦(ふ)す』心に重なる感懐を覚えます。お健やかな御成長を謹んでお祈り申し上げます」

「清流に臨みて詩を賦す」という一説は古代中国の詩人・陶淵明の「帰去来辞」から。
中国文学者の守屋洋さんによると、陶淵明が官職を辞めて故郷に帰る際に詠んだ詩で、引用した部分は、晴れ晴れと澄み切った心を表現しているとのことです。
(参考:讀賣新聞)

私もそのような心持ちの一日でありました。