すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

2時から6時まで

2021-04-13 13:16:12 | 夢の記

底のない闇の中を
沈み続けていた
激しくむせ返って
目を覚ました
黒い影が(看護士だと思うが)
やって来て
「苦しいですか?
今2時なので
6時にお迎えに来ます」
と優しい声で言った
ふたたび底のない闇に
沈んで行った
中学の林間学校の
那須湯本で撮った記念写真の
仲間たちが呼んでいた
ぼくもそこに写っているはずなのに
いなかった
そこにいるはずのない父と母が
一緒に呼んでいた
「苦しいから行きたくない」
と思った
激しくむせ返って
目を覚ました
黒い影がやって来て
「苦しいですか?
今2時なので
6時にお迎えに来ます」
と言った
底のない闇に
沈んで行った
林間学校の仲間たちが
父母と一緒に呼んでいた
激しくむせ返って
目を覚ました
黒い影が
「今2時なので
と言った
底のない闇に沈んだ

何度それを繰り返しただろう?

激しくむせ返って目を覚ました
看護士がやって来て額を撫でてくれた
今何時か訊いたら
「朝の7時です
もう大丈夫ですよ」
と答えた。

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