ふと思い出した。昨日の文章と論理的につながりがあるわけではない。だから補足にはならないかもしれない。だが、昨日の文を書いたことでふと思い出したのだから、書いておくことにする。
ジブリの高畑勲監督のアニメ「かぐや姫の物語」の中で、翁と媼に「自分は月の世界に帰らなければならない」と告げる場面の、彼女の苦悩の言葉。
「…私は生きるために生まれてきたのに。鳥やけもののように。」
わたしという命は、鳥やけものの命と異なるものではない。異なってしまうならば、安楽な華やかな生活であっても、幸福にはなれない。同じ生き方はできないにしても、彼らと親和性のある、自然の中での生活をこそ営むべきであった。そこでこそ、わたしはこの地上での限られた命の全体を生きることができるのに。
ということ。
ジブリの高畑勲監督のアニメ「かぐや姫の物語」の中で、翁と媼に「自分は月の世界に帰らなければならない」と告げる場面の、彼女の苦悩の言葉。
「…私は生きるために生まれてきたのに。鳥やけもののように。」
わたしという命は、鳥やけものの命と異なるものではない。異なってしまうならば、安楽な華やかな生活であっても、幸福にはなれない。同じ生き方はできないにしても、彼らと親和性のある、自然の中での生活をこそ営むべきであった。そこでこそ、わたしはこの地上での限られた命の全体を生きることができるのに。
ということ。