徒然なるままに、凡人が俳句を詠みながら往く
柴又駅から、駅前広場、参道、柴又街道まで
2020 in 柴又 寅さんサミット自粛
毎年出掛けている寅さんサミットの初日と言うことで柴又へ。
内容をHPから吟味し、勇んで出かけました。
柴又駅前~参道~山門~帝釈天境内~山本亭~寅さん会館~江戸川土手
矢切りの渡しと一通りのコースを覗いてみました.
コロナ禍の影響で、葛飾区の方でも「コロナ禍・特別スタイル」と言う名目で
サミット行事を行いましたと言う形式的な催行でした。
折角来たことだからと頭を切り替えて、
『徒然なるままに5・7・5』と急遽一人吟行と相成りました。
フウテン「渥美清の詠んだうた」
小春日や柴又迄の渡し舟
うつり香のひみつ知ってる春の闇
流れ星ひとつみつけて肌寒し
好きだから強くぶつけた雪合戦
夢で会うふるさとの人みな若く
湯豆腐ののど元すぎて腹熱く
股ぐらに巻き込む布団眠れぬ夜
ほんの一部紹介
① 昨年サミット
帝釈天境内、寅さん会館駐車場に特設会場を設けて行われた。
寅さん映画撮影関係地域の観光協会から、人と土産品が来てとても
にぎやかに開催されました。
今年は自粛でひっそりしていた。
昨年のサミット懐かし出掛けた~ホイ
来てみりゃ自粛で人少な・・コリャコリャ
・秋寂しコロナ禍自粛マスクかな (縄)
② 柴又駅前
京成柴又駅は、柴又に観光や参拝に来る人達の入り口である。
映画、寅さんが旅に発つ駅でもある。
・ 秋深し柴又の駅寅の顔
・ 寅さんヨ腹巻トランク枯野色
・ 江戸川の川風吹きて夕月夜
・兄ちゃんをさくら見送る庚申日
・ サクラもな達者で元気暮らせよな
③ 柴又観光案内所&サミット土産品
コロナ禍で自粛ムード、地方の土産品は、観光
案内所の店頭に並べられていた。
【参加地域】15地域
*秋田県鹿角市 「燻製屋猫松」の燻り大根
*福島県会津若松市 赤べこ
*茨城県常総市 長治園 深蒸し茶 旬香
*千葉県松戸市 野菊の詩
*静岡県焼津市 手火山造り鰹節 ぱらぱらけずり
*三重県菰野町 湯の山温泉湯の花せんべい(寅さん缶)
*兵庫県たつの市 揖保乃糸そうめん 上級【ひね】 6束
*鳥取県鳥取市 らっきょう甘酢漬け220g
*岡山県津山市 干し牛燻(いぶり)
*岡山県高梁市 ふくさ
*香川県多度津町 蒼のダイヤ 国産エキストラバージンオリーブオイル
*福岡県朝倉市 原鶴温泉化粧水「TSURUHIME~鶴姫~」
*佐賀県小城市 小城羊羹(昔手造り風小倉:増田羊羹)
*宮崎県日南市 日南レモンシロップ
*オーストリア共和国ウィーン市 オーストリア製 キーホルダー
・人と物一緒に来ない桐一葉
・ コロナ禍で寅さん寂し暮の秋
④ 映画の碑
・人呼んで寅さん恋し秋の空
・ 秋澄んで山田洋次映画の碑
寅さんは何処え行ったの沙汰がなし (三猿)
参道や人疎らなり落ち葉舞う
〇 山田監督がこの参道に惚れました(監督の友人の早乙女勝元氏勧める)
〇 これコレネ忘れてならぬ草団子(農家の台所で作っていたものが…参道で陽の目
を見る!!)
〇 知られざる歴史文化「葛飾柴又文化的景観」・国から文化的景観の認証を受ける。
〇 寅さんが草葉の陰から覗いてる…ほら其処 (寅さん、葛飾柴又を全国区に有難う)
コメント欄openです。
お越しありがとございます。
今年もサミットは開催されたのですね。
コロナ禍になってから、柴又ですら出かけていませんが、帝釈天様にお参りに行き、高木屋の団子が食べたいですね。
古関裕而ですが、我が家は「エール」を毎日楽しみにして見ていましたので、ロスが大変です。
特に、最終回の本編とは関係の無い歌謡ショーは驚きと感動でした。
本当に偉大な作曲家ですね。
コメント開けられたのですね。
並べられた写真を見て実際にはそこに行ったことがないのにどれも懐かしい眺めに思えました。
私たちが子供のころに似たような風景がどこにでもあったのでしょうね。
妻沼の聖天様をご存じでしょうか?あの界隈でも似たような空気が流れていたように感じます。
何時頃の撮影でしょうか・・・。
寅さんも「ケッコー毛だらけ、猫灰だらけ・・・」と
浄土から見下ろして、啖呵を切っているのでしょうか。
柴又へも行きたいのですがコロナでままなりません。
お早うございます。
相変わらず、コロナコロナで大変ですね、そういえば昨日今年のヒット言葉、「三蜜」が選ばれました。
もっと明るい現代語彙と言うわけにはいかず、2月からこれ一色でしたから・・・・・。
「エール」わが家でも、最終日うたで締めくくりましたが、一緒になって歌いました。
5000曲と1口に言いますが、並大抵の業ではありません。
お早うございます。
いつもたゆみなきコメントありがとうございます。
ハイ柴又と言えば草団子、この日も買い求めて帰りました。
しかし、世はコロナ、コロナで全く盛り上がりに欠けて、ただ行いました、実施しましたと言う形式的のものでした。ご時世形式的に行いましたと言うだけでした。
早くコロナが収まってくれること祈るのみです。
早いものでもう師走、あっという間に今年が終わります。
コロナコロナで日が暮れて、まだまだ続くコロナかな!
這い妻沼の聖天様、熊谷に2年ばかり居ましたので存じています。懐かしい限りです。
お早うございます。
歌は世に連れ余は歌につれなる言葉がありますが、、今年は「コロナコロナで・・・・」日が暮れるです。
写真は、柴又と言えばすぐ近く以前の画像蔵出ししました。
毎年、この行事は出掛け駅前から寅さん会館迄押すな押すなでしたが、今年はこのようなコロナ禍
ただ行いましたと言う寂しきの寅さんサミットでした。
『たいしたもんだよ蛙のションベン見上げたもんだよ屋根屋のふんどしってね。
やけのやんぱち、日焼けのなすび。色が黒くて食いつきたいが、わたしゃ入れ歯で歯が立たないよときたもんだ。』
朝から失礼おば、参道でこんな啖呵売が聞けるのですが、今年のご時世…しょんぼりでした。
・帝釈天 ざわめき消えて 除夜の鐘
・参道を抜けて初詣で 帝釈天
辺句
・ 草餅を矢切りの渡し舟で食べ
・ 年金を腹巻入れてお札買う
・ コロナ禍で分散詣で除夜の鐘