先入観を捨ててそのままに「聴く」
傾聴力を養うポイント。
「耳」は「聴くもの」である。聞かねば耳でない。
まともに、ありのまま淡々として私情私意・我情我欲を押しはさまずに、たださながらに聞く。
これが本当の耳である。
聴こえても、そのままに意味に取らなかったり、反対に取ったり、裏を考えたり、ねじけたりひねったりする人の耳は、その耳の穴が歪んでいるのであろう。
歪んでいるから言葉(情報)がねじけて入ってくる。通りが悪い、途中に引っかかる、外情が内達しないのである。
述べたことは、いかがわしい輩がいて、外界の様子をありのままに脳(主)に知らせないのに等しい。
「そのままに聞き、そのままに感じる」ことが大切なのである。
さらに、自分に、とって不都合なことでも「そのまま、ありのままに」耳を傾けて、心で聞くことです。
先ずは、自分の感情や思いを押しはさまずに相手の言葉をそのまま受け止めることです。
これが聴くと言う本筋であろう。(以上)
読み終えて思ったこと(感想)
皆さんはこの「耳」「聞く」「我情我欲」聞き方を読みてどう思いましたか。
我は、聴く態度は確かに模範的で立派な態度ですが、どうしても社会的経験、
私利私欲、思想的な心情等から、心に訴え判断する前に、話していることが可笑しいいや
的外れているのではないだろうか・・・と、心の判断に触れる前に短兵急になってしまう。
やはり、聞くことはしっかり聞き終えてから、心の判断に訴えないと話の問題を浅はかに論じることとなる。
他人様の話を聴くと言うことは難しいものである。
コメント欄は閉めています。