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toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ブラックホールは白くなる」 カロル・ロヴェッリ 訳:富永星

2025年03月19日 | 読書日記

ループ量子重力理論に基づいてブラックホールの変化を解説した本。

ブラックホールが時間とともに変化し、一般相対性理論が破綻した次の瞬間からホワイトホールとなるという理論の説明書だけど、ホワイトホールは時間が逆行すると言うことで、後半は時間についての考察となる。
時間とは平衡状態(熱力学的に言えばヒートデスことだと思う)に向かって流れていると言う説明だけど、哲学的な内容はともかく神話の抜粋みたいな話が随所に登場するのはかえってわかりにくい。西洋の人にはお馴染みなのかな??


学生時代に教わった量子力学からだいぶ進歩してきたと思った。

 

 

 

2025.2.25

NHK出版


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