ちいさく可憐、愛らしいようすなのに、
屋外でほぼ一年中咲きつづける。
ドウモウキレイが揃ったショカ園でも
いちばん長い花期のひとつ。
2017年に、都心の歩道脇、敷石の間から救出した。
ほんのちいさな株が、今はあちこちに。
ほんとうは、
宇宙の果てから・・・。
(源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。
原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。
関東以西に野生化。 花径2cmくらい。草丈、20cmくらい。
花期、1~12月(一般的には4~11月)。
花の色は時間が経つにつれてピンクに変化。源平の由来。
受粉適正時期を色で知らせる説。
別名をペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)。
嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説。
良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説。
「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする説など。
ペラペラは薄い葉の様子。
ムカシヨモギ(昔蓬)。
ヨモギは、どこでも繁殖するで「四方草」(ヨモギ)、よく燃える意で「善燃草」(ヨモギ)の説。
ムカシ(昔)は、本来の種ではなく、誤りで以前そう呼ばれていたの意。
ケナシヒメムカシヨモギ(毛無し姫昔蓬)というすごいなまえのがいる。
菊は、年の最後に咲く、窮(きわ)まるの説や、
漢字・菊が草冠に米を握る、で花の形を表した説ほか。
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