初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ユズリハ    送電塔とハゼノキと     東京都江戸川区小川の辺

2020-11-25 00:01:08 | 東京都江戸川区小川の辺

 

送電塔とハゼノキとユズリハと。

 

バリアングル画面に送電塔が映りこんだ。

視線上げてびっくり。

長年散策してて初めてその存在を認識。

 

地面すれすれのアングルや上を撮るときには下を向く。

いつからか、カメラをのぞき込んで撮ることはなくなった。

いつからか、カメラが、羽根を持つちいさな妖精になった。

 

(楪、交譲木または譲葉)ユズリハ科ユズリハ属、常緑。

日本(福島県以西)、東アジアに分布。

花期、5~7月。雌雄異株。

樹高、10mくらいに。葉、樹皮、実は有毒。

名の由来、新しい葉が出てくると古い葉を落とす。譲る葉から。

クスノキも同様の性質。

円満なようすが縁起よいとされ、正月飾りにも。

 

 

 

 

 

アーカイブ。

4月下旬。

雄花ツボミ。

 

 

 

 

 

 

 

5月中旬。

 

6月下旬。

 

9月中旬。

 

 

 

ハゼノキ アーカイブ。

(櫨の木、黄櫨の木)ウルシ科ウルシ属。

 


トベラ   冬のとびら     千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2020-11-24 00:01:30 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

森に咲いた赤い実が、

冬のとびらをひらく。

 

(扉) トベラ科トベラ属。常緑。

原産、日本(石川県・岩手県北限)、東アジア。

海岸近くに生育。

花期、4~6月。花径、1cm。

白から次第に淡黄に変化。 芳香。

初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。

樹高。8mくらいに。 雌雄異株。

雌雄花の区別は厄介。

名の由来、2月の節分や大晦日に、この木の枝を扉にはさんで   

邪鬼を払う風習から、「とびらの木」と呼ばれ、訛ったもの。

 

 

 

 

 

アーカイブ。

5月上旬~中旬。初夏の香り。

 

 

 

 

8月下旬。

アオツヅラフジとのからみ。この絵がほしいけど、スペースが無理かなぁ・・。

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

 

 

11月下旬。

 

 

1月下旬。

 

2月上旬。

 

 

栽培記録。

今年2月の初め、悪魔の草刈り機から救い出した子。

目が合った気がして、場所も無いのにキリナイヤマイ(笑)。

常緑なのに一度葉が落ちて、

ただの棒が刺さった鉢になってしまった(笑)けど、

成長が始まった。

 

 

5月下旬。

 

 

今日。

 

 

アオツヅラフジ アーカイブ。

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

 

 


クロガネモチ    アキモリイロのカンバス      東京都江東区都立の森

2020-11-23 00:01:36 | 東京都江東区都立の森

 

森の妖精がスイッチを入れていく、

モミジバフウが造るアキモリイロのカンバス。

赤い実と常緑の葉がうつくしく咲く。

 

(黒鉄黐)モチノキ科モチノキ属。常緑。

原産地、日本(関東が北限)、東南アジア。

雌雄異株。花径5~6mm。花期、5~6月。

樹高、20mくらいに。 日陰にも強い。

名の由来、若い枝や葉柄が黒紫色であること、

葉が乾くと鉄色になることからクロガネモチ。

モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。

縁起木、「苦労がなく金持ち」(笑)。

 

 

 

 

アーカイブ。

5月下旬

雌花。

 

 

 

東京日本橋、日銀に向かう街路樹。

「苦労がなく金持ち」・・。

 

10月下旬。

 

 

 

1月下旬。

 

 

 

モミジバフウ アーカイブ

(紅葉葉楓)フウ科フウ属。

北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。

 

 


ムクロジ    森の隠れキャラ      東京都江東区都立の森

2020-11-22 00:01:13 | 東京都江東区都立の森

 

森の隠れキャラ。

 

子の健康を願う、

うつくしいなまえ。

うつくしいにほんご。

 

(無患子)ムクロジ科ムクロジ属。

南アジア、東南アジア、東アジアの熱帯から亜熱帯域に分布。

日本では、新潟、東関東以西に。

果皮はサポニンを含み、石鹸代わりになる。

花径、5mm。5~6月頃に咲き、

咲き終わると地上に降り注ぐ。

雌雄同株で、雌花 (両性花) ・王冠型の雄花を同一花序に。

樹高、30mくらいにも。

名の由来、漢名「無患子」(ムカンシ)は、患わない子の意。

訛ってムクロジに。

種子が、無病息災のお守り、羽子板の、羽の玉に使われた。

 

 

 

アーカイブ。

4月下旬。うつくしいハジマリ。

 

 

5月下旬。

 

 

6月中旬。

 

 

 

9月上旬。魔法のテープ。まだ青い実。

大きいのはトチノキ(ムクロジ科トチノキ属)の実。

 

11月中旬。

ハグするとヒトも自然の一部なんだと確認するようで、

すこしうれしい。

 

12月上旬。

 

 

12月下旬。

 

 

2月下旬。

 


キヅタ     ずっと青春       千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2020-11-21 00:01:57 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

のこり秋の楽園を彩る花。

若々しく青々とした常緑の葉。

ずっと青春。

 

(木蔦)ウコギ科キヅタ属。

常緑のようすから、別名フユヅタ。

日本(本州以南)、東アジアに分布。

花期、10~12月。花径1cmくらい。

実は翌年初夏に熟す。

10mくらいの長さになるが、樹冠まで覆うことはなく、

気根を出して這い登った樹を枯らすことはない。

ウコギ(五加木・漢名由来、意味不明)科の仲間。

ウド、タラノキ、コシアブラ、ヤツデ、

カクレミノ、観葉系のシェフレラ(カポック)も。

名の由来、ツタ(ブドウ科ツタ属)、伝うが訛って。

別科のツタと比べて木本的であることから。

ウコギ(五加木・五加皮)は、根皮を干した漢方薬、五加皮 (ごかひ)から。

 

 

 

 

アーカイブ。

9月中旬。

 

 

11月下旬。

 

12月初め。

 

 

1月初め。

 

1月中旬。

 

 

 

 

仲間。アーカイブ。

 

カクレミノ

(隠蓑)ウコギ科カクレミノ属。

本州東北南部以南から沖縄に分布。

花期、7~8月。数ミリの両性花、雄花。

樹高、8mくらいに。

名の由来、

葉が隠蓑(付けると姿が消える架空の蓑)に似ていることから他。

しかし、若い樹にしか観られず、次第に普通の楕円形に変化。