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国道299号線(日本メルヘン街道)麦草峠

2019-08-16 16:27:12 | 旅行
先日(8月上旬)仕事で使用しているプリンター2台が調子悪くなり(1台は全く印刷が出来ない)、急遽メーカーの修理窓口が有る松本の工場へ修理依頼のため行って来ました。
半業務用の機種でも有り、アマチュア用のプリンターに比べれば2台とも大量の印刷にも耐える様に作られている機種なのですが、月に何百枚以上も印刷する私の使い方には耐えられなかった様です。
まだ8月のお盆前には納品を済ませなければならない印刷物も有り、何とか一刻も早く修理を依頼する事で、プリンター2台を車に積んで道の空いている深夜東京を出て松本に向かいました・・・
修理受付窓口ではお盆前で修理が立て込んでおり、修理には時間が掛かるとの事でしたが、事情を説明し1台だけでも早く仕上げて貰えるとの事で工場を後に致しました。
ただせっかく松本まで来たのでそのまま東京にトンボ帰りで戻るのも芸が無いと思い、少々遠回りですが帰りは八ヶ岳を横断する国道299号線(日本メルヘン街道)麦草峠(日本の国道で2番目の高所2,127mの峠で、因みに国道1位では292号線_志賀草津道路の渋峠2,172m)経由で帰路に着きました。
今回はその旅程と麦草峠のご紹介です。



東京を出て関越自動車道、上信越道に入り最初に寄ったパーキング、甘楽パーキングエリア。A.M.5時過ぎ、道、駐車場供に空いていた・・・



甘楽パーキングエリアのシンボル的櫓。



ナビの地図、甘楽パーキングエリアの場所。松本の目的地(工場に有る修理受付窓口)まで、未だ157.6kmの表示。



甘楽パーキングエリアを出て、松井田方面を目指すと見えて来る妙義山。その奥は先日突然噴火した浅間山(但しこの日は噴煙すら上がっていなかった)。



松井田妙義付近。この辺りは上信越道でも一番山岳高速道路の雰囲気が漂う。この後東部湯の丸I.C.で上信越道を降り、国道254号線経由で松本に向かう。



道も空いており思ったより早く松本市の近くまで来たので、休憩がてら松本市郊外の美鈴湖で1時間程小休止。



美鈴湖周辺の案内図。ここから松本市内まではおよそ20分、またここから車で美ヶ原高原にも向かえる。



静寂な美鈴湖、空は快晴。(美鈴湖は農業用水を確保するために作られた人造湖で松本市のレイクレジャースポット。ヘラブナやワカサギ釣りでも親しまれている)



平日で早朝にも関わらず釣り人がいた。



湖畔横に咲いていたヒメジョオン1.



湖畔横に咲いていたヒメジョオン2.



湖畔横に咲いていたヒメジョオン3.



湖畔横に咲いていたヒメジョオン4.この花を撮った後、市内に有るプリンターの修理受付窓口に向かう。
修理受付窓口に着いたのはA.M.9時少し過ぎ、かなり無理を言って修理の受付を済ませ工場を後にした。



岡谷経由で麦草峠へ向かう途中立ち寄った、国道19号線塩尻峠手前の道の駅「小坂田公園」。野菜とワインを買った(但しカミサン用)。



またまた寄り道。諏訪湖湖畔のみなとなぎさパーク。



諏訪湖の水辺案内図。冬は御神渡りやワカサギ釣りでも有名。



諏訪湖の水門。ここがら天竜川に流れ出る。



琵琶湖周航の唄の碑。



作者、小口太郎の像(長野県岡谷市出身の科学者、歌人)



湖畔の水草。残念ながら水質は余り良くなく透明度も余り無い。



少し寄ってみて。対岸雲が掛かっている山は八ヶ岳連峰。少々雲行きが怪しい・・・



湖畔の大柳。この後茅野市経由で麦草峠に向かう。



八ヶ岳連峰の北端、蓼科山(標高2,531mの火山、別名諏訪富士とも呼ばれ日本百名山の1つ)。



国道299号線、日本メルヘン街道。この国道は麦草峠以外にも埼玉県の正丸峠や群馬県と長野県境の十石峠など多くの峠を越す山岳道路。



眼前に八ヶ岳が迫る。この麦草峠の北側が北八ヶ岳、南側が南八ヶ岳と呼ばれ山様も異なる。北八ヶ岳は南側に比べ比較的標高も低く(2,300〜2500m前後)山頂もなだらか。一方南八ヶ岳は急峻で標高も高く、最高峰赤岳は2,899m、日本でも富士山、木曽御嶽山、乗鞍岳に次いで標高の高い大火山。



里から山中に入って来た。標高は1,500m辺りか、針葉樹と広葉樹が混在している。



標高2,000m針葉樹林帯。麦草峠手前の日向木場展望台の標識。



こちらは道路の山側。比較的背の低い針葉樹の森が続く。



日向木場展望台駐車場の入口。



展望台から見える山の説明。但し案内板はかなり傷んでいて見辛い。



展望台からの風景。展望台正面に見える山は多分中央アルプス連峰。



こちらは北西側を撮ったので、多分遠くの山々は北アルプスだと思う。



再度展望台から正面の山々。中央アルプスの山々。



そして峠の南側、南八ヶ岳連峰。奥の高い山は八ヶ岳連峰の最高峰赤岳(2,899m)



南八ヶ岳連峰をメインに・・・



ここからは展望台付近で撮った高山植物。最初はハクサンフウロ(フウロソウ科)1.



ハクサンフウロ(フウロソウ科)2.



ウツボグサ(シソ科)



余り自信は無いがムカゴトラノオ(タデ科)の様な。その1.



その2.間違っていたらご指摘頂ければ幸いです。



止まっているシオカラトンボのメス。



少し近づいて、シオカラトンボのメス。



こちらはアカツメグサとウラギンヒョウモン?(蝶)



アカツメグサ1.



アカツメグサ2.



アカツメグサ3



この花もミヤマキンバイ(バラ科)に似ているが全く自信なし。こちらも間違っていたらご指摘頂ければ幸いです。



アップで・・・



ミヤマダケブキ(キク科)とウラギンヒョウモン?



その2.



その3.



展望台を後にし麦草峠に向かう。峠手前の駐車場、国有林からのお願い。



緑の回廊、八ヶ岳の案内板。



そのアップ。本当はこの先白駒の池にも寄りたかったのだが、天気も怪しくポツリポツリと来たので、散策は諦めた。



この先は長野県佐久穂町。



標高2,100m、雲行きもかなり怪しい・・・



麦草峠の案内標識。この峠の左側は北八ヶ岳連峰、そして右側は南アルプス連峰。国道としては全国2位の標高で因みに1位は国道292号線志賀草津道路の渋峠2,172mで国道以外で一般車両で行ける国内最高地点は表富士周遊道路の新五合目、2,380m.。2番目は以前ご紹介した長野県と山梨県境を通る川上牧丘林道の2,360m。因みに以前は乗鞍岳の乗鞍エコーラインで2,710mまで一般車両で登れたが現在一般車両は通行止めとなっており、通行が許可されたバス、タクシーのみが此処まで登れる。



麦草峠を越して八千穂に向かうと本格的に天気は崩れ大粒の雨が降り出した。



さらに下って佐久穂町八千穂に近づくと雨も止み、オオハンゴンソウ(キク科で環境省指定特定外来生物)の大群落が有った。ルドベキアにも似て綺麗なのだが・・・その1.



ただオオハンゴンソウは繁殖力の強い外来種で群落を作り、生態系に悪影響を及ぼすとの事で環境省指定特定外来生物に指定されている。その2.



この群落も植えられた様には見えない。その3.



その4



その5.



その6.



その7.



思いっきりアップでその8.



更に下ると佐久穂の街が見えてきた。この後中部横断自動車道(無料)八千穂高原I.C.から上信越道佐久小諸JCTに向かう。



上信越道を東京方面に向かって暫く走ると渋滞に捉まった。軽井沢I.C.付近の岩峰。高岩と呼ばれ左雌岳 右雄岳の2峰からなる。



上り線横川S.A.。で遅昼食。峠の釜めしで有名だが、うどんも結構いける。群馬県は水沢うどんやひもかわ、お切り込みうどん等、蕎麦よりもうどんが有名。」



同じく上り線横川S.A.から見た裏妙義山。険しい山様が見える。ここで暫し休憩を取り東京に向かった。

P.s.メーカーさんのご好意により、プリンターは2台ともお盆前に会社に届き、仕事に穴を空けること無く済みました。メーカーさんには厚く御礼申し上げます。

この松本方面に付いては良く行っているので、場所等のご質問に付いてはコメントでお返事させて頂きます。
但し、高山の植物や昆虫に付いては全く知識が有りません。一応調べて記載致しましたが、正誤に付いては全く自信が有りません。
ご指摘等頂ければ幸いです。
お盆明けまた少々仕事も忙しくなり間隔が空くかも知れませんが、ご了承下さい。
ご覧頂き有難うございました。






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コメント (10)
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