長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

イイジマフクロウウニに片利共生するゼブラガニ

2017年06月02日 | 海と森のギャラリー

イイジマフクロウウニは強い毒を持ち、ダイバーには大変危険な生き物だ。刺されると大きく腫れ、時にはショック状態になる。病院に行かねばならない。その毒を持つイイジマフクロウウニに共生するカニがいるとは驚きだ。しかも、トゲをハサミで刈り取り通路を作り、ウニの体を食べるという。これは共生の中でも片利共生と呼ばれる。片方だけに利益になるのだ。一見美しく見える写真だが、生命のドラマがそこにある。

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逗子アートフェスティバル2016 写真展「海」長島敏春 海と森のギャラリー

「生命のサンゴ礁 長島敏春」

海と森のギャラリーHP

写真絵本「サンゴの海」が偕成社から好評発売中。