トシコロのありのままの暮らし


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特別支援学級のテレビ番組を見て

2017-05-29 11:44:56 | 日記
  その特別支援学級は横浜市の公立小学校の中にあるものです。小学1年から6年まで一緒で、先生が集中的に児童を教えているわけです。


  児童たちの障碍の種類は発達障碍ばかり。番組を見た限りでは、身障児は一人もいませんでした。そうかもしれません。医学の発達により、今の日本ではポリオはそんざいしなくなっているし、脳性まひの発生率も極めて少なくなっていますから。その代り、脳医学の発達で、かつてはわがままとされていた発達障碍が「障碍」と認められ、手厚く教育されるようになったわけです。又、非常に少なくなっても存在している脳性まひ児を取り巻く社会状況や教育指針も、僕の在学時代とは大きく変わっています。僕が述べられる事は一つしかありません。その番組でも出てきましたが、「好きな事や得意な事を伸ばす・していく」事ですね。その事ならば、今の僕も障碍児教育にアドバイスできるし、何も障碍児だけでなく、全ての教育に当てはまる事ですね。でも、僕の在学時代の経験を細かく障碍児教育関係に話しても、通用しないでしょう。


 それから、その学校内の支援学級と普通学級の交流授業。勉強など、何かの目的を持って多くの人と交流する事はそのメンバー全ての人たちの心の刺激になる事ですね。丁度、今の僕はネット関係で知り合った文芸誌の会に入り始めた所なので、自分の姿とも重ね合わせて見ていたわけです。いわゆる交流の為の交流は不可能かもしれませんが、自分の好きな事や得意な事を通した交流とか、哲学や聖書、仏典など、真理を求め合う交流は本当は人間一生の課題かも知れないし、それでこそ、心に張りも出て、脳も活性化し、健康にも良い影響が出るかもしれません。

  僕は医者や、支援学級の教師ではないので、発達障碍児の事は述べられませんが、番組を見た感想を書きました。