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鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

巣箱

2014-04-21 16:20:41 | 写真俳句

デイズニーの小鳥出そうな巣箱かな

(でぃずにーのことりでそうなすばこかな)

松山俳句ポストで「人」選を得た句です。

これをもって、一旦、俳句ポストから撤退を決めました。

 

秘密めく巣箱の森の静寂かな

(ひみつめくすばこのもりのしじまかな)

松山俳句ポスト落選句です。

 

《お知らせとお詫び》

先日、突然、右足の麻痺に襲われました。

脳梗塞ではないようですが、しばらく不自由を強いられそうです。

皆様へのコメントも、失礼することがあるかも知れません。

悪しからず、ご承知おき下さい。

 

         4月11日~20日のつぶやき句を、自選36句にまとめました。

       不器用に生きて実なしぬ花苺           花苺恋とは知らずをさな恋

       花苺十指に余る恋をして              花苺実なさず恋の終わりけり

       生きるとは櫓を漕ぐ舟ぞ春の汗          青春に齢などあらず春の汗

       六十路まだ夢を抱きて抱卵期           四畳半一間の恋や花苺

       抱卵や夢を抱きしころ遠く             STAPの夢抱卵であれかしと

       蜃気楼寂しき笑みの人なりき           蜃気楼ひと夜限りの恋と消え

       掴めない恋といふ名の蜃気楼           バザールに踊る少女や蜃気楼

       光風や街を蛇行し安威の川            光風子らの筆音こつこつと

       光風の板書の悪字撫でにけり           妻と毒よく似た字面蝮草

       自己主張時にはしたく蝮草             待ち伏せた誘惑のごと蝮草

       故郷の山路に無沙汰蝮草             小町の忌老いたる母の句詠みかな

       小町忌や我が越前の生まれてふ         小町忌や福井美人の絹の肌

       初恋の人の老いけり小町の忌           数珠子かな腕白たちも六十路半

       手も足も出ずに老いけり我数珠子         故郷の山河変わらず数珠子かな

       苗代の水はる姉さんかぶりかな          苗代の水はるくわえ煙草かな

       麻痺てふ病を得たる穀雨かな           新たなる病と生きむ穀雨かな

       憂きことを語り流さむ穀雨かな           一キロのリハビリ歩く穀雨かな