大阪の愛染(あいぜん)祭り
大阪三大祭りの一つとされる「愛染祭り」です。
御太子の遺徳伝えて 夏祭り
大阪市天王寺区に聖徳太子ゆかりの勝鬘院があります。
ここの御本尊が愛染明王であることから愛染さんと親しまれています。
ここの祭りが、6月30日から7月2日まで行われます。
一説には、聖徳太子が開かれた日本最古の夏祭りともいわれます。
宝恵駕籠(ほえかご)のほえて愛染祭りかな
6月30日は、ちょうど芸妓さんたちの大紋日にあたり、
駕籠に乗り参詣したことが「宝恵駕籠」の起源となったそうです。
今では「商売繁盛でホーエーカーゴ」
「愛染さんでホーエーカーゴ」
「別嬪さんでホーエーカーゴ」の掛け声のもと、
「愛染娘」たちの宝恵駕籠行列が見られます。
いとさんの浴衣初めたり 愛を染め
愛染まつりの日には、大阪のいとさんたちが
浴衣をおろす風習があるそうです。
そのため、「愛染まつり」は、「浴衣まつり」ともいわれるそうです。
この日は、外国から来たいとさんも浴衣を着て、行列を見物していました。
ヤンキーも老いも若きも神仏も
問わぬ浪花の祭りだい
考えてみると、夏祭りは神をお祭りする行事。
でも聖徳太子と勝鬘院、愛染さんは、仏教です。
だからこの祭りは神仏問わず、老いも若きも問わず、
こんな茶髪の愛染娘も目つぶりましょう。
折角撮影した写真ですので、いくつか紹介しておきますね。
さて、鎌ちゃんの気を一番惹いた娘はどれでしょう?
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