鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

春待ち~浅き春

2008-02-14 21:12:31 | 写真短歌・写真俳句

来ぬ人を春待ち草や夢二抄

雪を被って、春が来るのをじっと待っているように見える草を、

「春待ち草」と名付けてみました。「春待ち草」~~「宵待草」~~

竹久夢二のあの詩が重なりました。  

  「待てど暮らせど来ぬ人を   

      宵待草のやるせなさ   

          今宵は月も出ぬさうな」

バレンタインデーなのに寂しいコメントになりました。

 

 

汝にも待つ春あるや粉挽き臼

捨てられ、忘れられ、朽ちて行こうとしている粉挽き臼です。

子どもの頃には、これで蕎麦粉を挽いたり、小麦粉を挽いたりしたものです。

今は、活躍する場も失って、寂しそうです。

まるで自分を見ているようです。

粉挽き臼にも暖かい春は来るのでしょうか。

 

 

歳時記の若きページや浅き春

歳時記を材料として、春の到来を詠んでみました。

「歳時記のページ巡りて浅き春」と迷った末、上記を採用しました。

どうでしょう?五十歩百歩でしょうか?

 

 

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