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そんな事を雑談の中で話していたからだろう、S先生が餌を与えつつ生かした個体をわざわざ見せに立ち寄ってくれた。これでトンボ君の役目は済んだので、このまま用のついでに山の池に直行となるのだった。
見るだけ、写真を撮るだけで、触れる事もしない出会いだったが名前の由来になった瑠璃色はフイールドのトンボには見られない色彩で感激物である。体色の青い部分はギンヤンマやクロスジギンヤンマで見てはいるものの身体全体にちりばめられた青色は別格だ。過日も過日、恐らく生涯に一度切りの北欧で連日、名所観光には出かけず湖沼詣でをして真っ青なイトトンボや真っ赤なイトトンボを日長一日追っていたのを思い出した。まあ「今は昔…」そんな事、あったかどうかも茫漠と夢うつつになった。
さてこのルリボシヤンマ、小生的には「いつかは飛来して・・・」なんて妄想期待があるものの「平地だし、この環境では難しいでしょう」の話だったから、見たければ山の池に行くという事になるのだろう。で、わが妄想期待は気体のように消え失せたのだった。そういう妄想はもうよそう、アデユー!。