トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蜂満様境内の刈込み

2024-07-27 | 今日は真面目に

 トンボ池横の草地の繁茂が猛烈である。タイアザミやミソハギ、ノアザミやフジバカマなどの高生種が主体なのであたり前田のクラッカーではあるのだが、そうそう「自然のままに」だけでは環境が損なわれる。やはりある程度の介入と方向づけは必須なのだ。4枠ある囲いの中の植生は昨季までとは打って変わり竹や葦などの侵入が激しくノアザミなどは衰退している傾向にある。ノアザミ自体は宿根草と思って長期にわたり存在できるかと信じて疑わなかったのだが結果的には数年で衰弱して消えていく。多年生と言うより数年性なのかどうかは資料が無いので不明のままだ。

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 まずは刈り払い機で蜂満神社などのBeeホテル周辺を刈りだし囲いの脇も刈り進み観察通路としつつ囲い内の除草を容易にする準備もしておく。草地の部分は通路となる幅だけ刈り取り他は草藪のブロックとして残した。これで漸く数が増えて来たバッタ類の生息場所と食料を保全できるのだ。囲いの中は衰えたとはいえノアザミの株があるから低い姿勢で稲刈り鎌で地際から選択的刈り取りをしてスッキリさせた。株が失われた部分に今期発芽して保育中の苗を補植するかどうかは決めかねている・嫌地現象があるなら再定植はタブーだし他の草域にもノアザミを広げたいし、今のところは決めかねる。

        囲い内の刈りだし     カラスザンショウの刈りだし