トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

とっても蜘蛛とは思えなかった…

2020-06-30 | 小父のお隣さん
 梅雨の中休み、そのせいもあってかS先生とSさんがフイールドにやってきた。プリントしておいたトンボの鑑定をしていただいて定植した食草や成長具合などを観察してもらいながらの立ち寄り先、クロモジの葉に甲虫らしきものが乗っていた。小生は甲虫と思ったけれどS先生は「トリノフンダマシ」と断言。Sさんのスマホで検索してもこの個体の色彩は出て来ず「アカイロトリノフンダマシ」はあった。
 写真のトリノフンダマシと模様は似ているが色彩は別物なので「クロイロトリノフンダマシ」か「コンイロトリノフンダマシ」なんて種があるのかないのか、それすらも不明だ。もっと不思議だったことは触れる事はしなかったけれど子細に観察した限りでは脚も頭部もあるのかないのか理解できず、帰宅して「トリノフンダマシ」の写真を見てはじめて「ああ蜘蛛だ」と納得したのだった。

 アゲハの幼虫も幼齢の頃は鳥の糞ソックリさんがいるけれど、写真の個体、と言う種かはともかく、とても糞には見えない。S先生「これだから散策は止められない」とつぶやいていたけれど、小生にも稀有な出会いであった事ぐらいは理解できたのだった。
      
 夕刻にSさんからメールが届いていた。「蜘蛛を知っている友人に問い合わせたところアカイロトリノフンダマシの濃色系」との事だった。模様はネットの画像とそっくりだ。

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