アサヒナカワトンボの飛翔を初見して、撮影したく姿を追ったのだがヤナギ林で見失ってしまった。一角は林接池としてタカネトンボ誘致繁殖用の環境設定がしてあるのだが水位が下がっていた。「落ち葉でも取水口に詰まったか⁉」と確認に行ったのだが取水堰が無い。大雨増水なんて事態は無かったから流されるはずも無し。堰として用いていた梁材は上流部にコンクリート片と立てかけてあるではないか。水の流れで上流部に立てかけられるはずもなく、間違いなく人為的な行為である。何を考えているか理由は不明だけれど姥捨て山にも泥棒や変質者は出没するのであった。
植樹場所の用土運搬の作業日だったからスコップしか持ち合わせがない。仕方が無いので応急的に手で抜き取られた場所を清掃して埋め戻して置く。このままでは漏水が多いままだけれど、とりあえずは取水管に水が達すれば良いので腹立ちながら作業を終えた。上の池のオオカナダモはまだ姿が見えないから駆除行為は先送りだが泥土の堆積が厚くなって移動も困難になっているが続けて来た。それでも投入されたオオカナダモの完全退治は達成されてはいない。どこの世界でも地位や収入、年齢等々とは関係なくクズはいるのである。