昼食時、カーテン越しに大型のチョウの飛翔を確認した。覗いて観ればジャコウアゲハで、飛翔の様子から産卵に来たのは間違いなかった。風が強かった事もあるのかなかなかウマノスズクサに止まらない。ユキノシタやカラスノエンドウなどに無駄寄りしていた。蔓の伸びたウマノスズクサも１円玉程度に若葉を萌えさせてきたから産卵するのかと思って見ていても全く関心は示さず地表近くの発育不良に見えるウマノスズクサに産卵している。どういう訳かこれらの葉の方が開きが大きいのである。
早速、カメラを用意して現場に接近し撮れるだけの枚数を撮る。庭でのジャコウアゲハなどは珍しくも無いので撮影しなくてもどうて事無いけれど「無用の用」も役に立つ時がある。今回は風が強かった事もあり、親チョウはしがみつくのに精いっぱいの様で接近しても逃げる気配も無い。で、結果的にレンズの直近で撮影できたのだった。
