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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

数えるのも腹立たしい…

2023-08-30 | 小人閑居して憮然

 前日の水見回りで上の池にオオカナダモの姿を認めた。数えてみると五指では足らない。この時は胴長を車載してなかったから翌日回しの作業となったのだ。で翌日、涼しいうちにと少しばかり早めに自宅を出た。抜去作業中は池の半分はまだ日陰だけれど日射よりも胴長装着すればすぐに「蒸れ」を感じ始める暑さである。胸部から下が蒸れ感充満だけれど如何ともしがたい。

 使い始めた真竹の杖が見当たらない。おっつけ誰かが持ち去ったのだろうが作業開始前から蒸し感と無視できない奸の行為で不快さ倍増である。それはともかくオオカナダモの抜去を終えずには胴長を脱げない。池内で杖が無くては脚を抜けない。杖なしで池に入ろうものなら間を置かず沈は間違いない泥沼の環境である。真竹を切りに寄り道する手間を省き少々太めだが握れる古竹で間に合わせた。

 オオカナダモ生え際は水が濁っており視認できないので千切れ易い藻を手探りで探りながら着底部まで辿りその近くに貝掘り熊手を喰い込ませ摺動させながら抜根する。この揺すりながら根の張りを緩め泥も落とす作業は大事で泥付きで引き上げると容易に根も千切れてしまうのである。この繰り返しで視認できるオオカナダモは無くなったが完全除去するには干し上げるしかないのが良ーく分かる。しかし現実ではそうする事は出来ても水域の生物を避難させる余裕もなく全てリセットになってしまう選択肢は採れない。

 竹の杖に頼りながら泥の中の脚を抜き抜き作業して何時もの量程度を抜去出来た。丸めればネットメロン大になった。とは言え喰える代物では無いし胴長を脱ぎ沢水で頭をすすぎ、ようやく人心地ついたのだった。オオカナダモを投入し知らぬ顔をしている当人を存じてはいないけれど毎夜丑の刻参りを個室で行える環境はあるのだ・・・。

 

 ところがギッチョンチョンなのだった。翌日になると両手首に赤い発疹が10個程度発生し痒いい。水中に腕を入れての作業後で今期二回目である。皮膚科までは行かないけれど原因は想像がつく「水田皮膚炎」に違いない。以前、皮膚科で頂いた「虫刺されに効く」という軟膏を塗付したけれど気休めで効果のほどを感じない。あー痒い痒い。