池で越冬させている二枚貝の安否を確かめるには砂の中から取りだすしかないのだが、また潜るだけのエネルギー消費をさせたくない。晩秋まで茶水だった池もすっかり澄んで底まではっきりわかるようになった。
池の濁りは珪酸白土の濁りだと思っていたのは、そうでなく珪藻類の濁りだったように思えてくるのだが確認する術がない。11月の時点で貝の健全性は保たれていたが、珪藻類の増殖が止み水色が澄んだとなれば二枚貝には命をつなぐ食料が枯渇する事になる。そう思って、「えひめAI」の澱とエースト菌、酒粕、甘酒、ビール酵母などの混濁液を週に1回ほど投与していた。
一方で主な食糧は珪藻類である事も承知だったから「植物性」でない餌に多少の危惧もあったので、今回、植物性ヨーグルトと玄米、米糠、キャベツに生息しているであろう植物性乳酸菌を無調整豆乳で培養し与えてみる事にした。
まあ、正しいかどうかの根拠は無しのやり方であるけれど、結果は春になれば判明する。現在、水底で少しだけ見えている貝の合わせ部分は生きているようにも見えるから、水中微生物の繁殖が低下する低温期には給餌の真似事でも続けなければなるまい。
前述した材料を混合しヨーグルトメーカーに40度8時間でセットしたのだが、植物性乳酸菌の活動には高音過ぎるような気がして30℃にセットし8時間で様子を見る。結果は全く変化が見えず、更に8時間の保温を行う。
結果は写真の通りで、二層に分離してしまった。上部はフワフワの卵白を泡立てた様な状態でヨーグルト臭もない。にがりを入れた直後の緩い豆乳のようにも思えたが発酵はあったと言えるだろう。これを前述の「えひめAI」との混合液に加え撹拌して与える。ドロッとした液状で2ℓは出来たから、水温が上がり珪藻類と思われる茶水が発生するまでの量は確保できた。
無事、越冬出来て産卵し、ドジョウ、オランダ獅子頭等の魚も同居させたから幼生時も無事通過でき稚貝が発生すれば小生のささやかな取り組みは成功する。まあ、気分は春である…。
仕込み ➡ 発酵状態 ➡ 分離状況
池の濁りは珪酸白土の濁りだと思っていたのは、そうでなく珪藻類の濁りだったように思えてくるのだが確認する術がない。11月の時点で貝の健全性は保たれていたが、珪藻類の増殖が止み水色が澄んだとなれば二枚貝には命をつなぐ食料が枯渇する事になる。そう思って、「えひめAI」の澱とエースト菌、酒粕、甘酒、ビール酵母などの混濁液を週に1回ほど投与していた。
一方で主な食糧は珪藻類である事も承知だったから「植物性」でない餌に多少の危惧もあったので、今回、植物性ヨーグルトと玄米、米糠、キャベツに生息しているであろう植物性乳酸菌を無調整豆乳で培養し与えてみる事にした。
まあ、正しいかどうかの根拠は無しのやり方であるけれど、結果は春になれば判明する。現在、水底で少しだけ見えている貝の合わせ部分は生きているようにも見えるから、水中微生物の繁殖が低下する低温期には給餌の真似事でも続けなければなるまい。
前述した材料を混合しヨーグルトメーカーに40度8時間でセットしたのだが、植物性乳酸菌の活動には高音過ぎるような気がして30℃にセットし8時間で様子を見る。結果は全く変化が見えず、更に8時間の保温を行う。
結果は写真の通りで、二層に分離してしまった。上部はフワフワの卵白を泡立てた様な状態でヨーグルト臭もない。にがりを入れた直後の緩い豆乳のようにも思えたが発酵はあったと言えるだろう。これを前述の「えひめAI」との混合液に加え撹拌して与える。ドロッとした液状で2ℓは出来たから、水温が上がり珪藻類と思われる茶水が発生するまでの量は確保できた。
無事、越冬出来て産卵し、ドジョウ、オランダ獅子頭等の魚も同居させたから幼生時も無事通過でき稚貝が発生すれば小生のささやかな取り組みは成功する。まあ、気分は春である…。
仕込み ➡ 発酵状態 ➡ 分離状況