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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやく見つけた越冬体

2017-01-01 | 小父のお隣さん
明けましておめでとうございます。ただ今、室温は8℃。
 庭にあるスダチだったか、まだ小さいのだがアゲハの幼虫がよく発生する。三つ葉やフェンネルに発生するキアゲハの幼虫も多いのだがどっちも蛹を見たことがない。
 夏のころ、たまたま食樹に抜け殻があって「食樹でも蛹化するのか…」と思いつつ仔細に探したが見つからなかった。それが年末の庭掃除で巡り合えるとは「何たる奇遇!」とつい小躍りである。おそらく初めて見る越冬体でアゲハの仲間に違いないだろう。
 
 スダチだったか食樹の隣にあるガマズミの枝に囲まれ美しい緑色で、ひときわ美麗を放っていた。他にもあるかと探したものの発見できなかった。蛹の実物があり食樹は柑橘系、蛹も突起のある形だから同定は楽勝と信じ蛹図鑑で検索してみた。もう、スットコドッコイで「似たもの同士なのーね」の歌詞が出てしまう有様…。
 まあ、おせちも煮た物同士みたいなもんだが、かくしてサンタや図鑑がくれたものは何もなく、年は暮れたのであった。

          夏の羽化殻      越冬中

          正月や足のしもやけ治りけり