トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シン・ゴリラを試作してみる

2017-01-10 | 今日は真面目に
 月末に開催される林業・木工関係のイベントへ昨年に引き続き居候を考えているが、思いがけない助っ人事態で時間が更に窮屈になった。もう、こうなると盆暮れ正月もへったくれも無く大掃除した室内や濡れ縁周りは木屑や埃だらけになった正月である。

 フイールドの秋祭りや前回のイベントに出していた木っ端細工は、それなりに面白がられたものの小物が多く数を作らないと充足感が湧いてこない。今回は時間も無い事から単品でも存在感のある玩具と考え、ゴリラのプルトイを構想した。図面に起こせば正確にアクション解析も出来て寸法も明らかになるのだけれど、それを面倒だと思うのが小生の至らなさである。
 けっかとして「ああでもない、こうでもない」と深夜目覚めてド壺にはまる。現役世代でもないから寝不足など気にしないものの、覚醒すると1~2時間は直ぐに経つ。深夜、目を瞑っていても頭の中はモンモンと妄想が一杯の図は出歯亀に等しくなった。

 それでも道を外さず具現化出来たのは、神仏やご先祖様の賜物と言って良いだろう。試案は「三猿」にちなみ3態を思案している。調整が難しいのが写真の「ホイホイ型」と名付けたタイプで、動作テストの結果は思わしくない。車輪の摩擦係数が少なく上体を押し上げるトルクが生じないのだ。

 対策として車輪の外周に平輪ゴムを装着すればスリップは防げるが、それでもトルクが出そうもない。車輪径を大きくしトルクを上げる策も取って見て、後は成り行きだ。
 動きは結構リアル感満載だったから完成させたいのであって、こういう事態には、結構萌える、いいえ燃える小生であるけれど、よーく考えてみれば猿に等しい単細胞…か。

         部材を切りだす   ➡   動作確認