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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蜘蛛の子を散らす、とは…

2016-08-03 | 感じるままの回り道
 カサスゲの間の卵のうから無数の子蜘蛛が誕生し固まっていた。悪戯してフッと軽く息を吹きかけるとワサワサと動きが一瞬にして伝わり波打つ。群れの中心にある葉を指で弾いても一瞬で散りそうな動きを見せる。
 「蜘蛛の子を散らす」…やってみようか、どうしようかと迷いつつ眺めていたが、結局は試してみなかった。何事も機会さえあれば全て試みれば良いと言うものでもなかろう。無防備な状況や弱者相手にテロ紛いの事は出来ない。
 流行り物の「惚者、傲」の人出は家畜の群れに見えてくるし、世界の出来事を見ていると社会や人心の劣化を強く感じる。