猛暑で中断していた刈り払い、予報の最高気温は32℃だったが雲も出ているので数日ぶりに作業に入る。
この日は拠点西側の棚である。今季既に3回の刈り払いを実施している場所なので刈り高も少なく、中断後のウオーミングアップには丁度良い作業になった。既に刈り払ってある下の棚は枯れていて「作業を済ました」と言う実感が湧く。刈り払った直後は新鮮な緑色のままだから見た目で「刈った」と言う印象は薄い。
この棚はおチビちゃん達の遊び場に用意した場所で、周年利用があるから低草地で維持しているのだけれど、そろそろ実生樹からでも育てなければなるまい。いつまでも遊び場所という設えで維持していると、ここが入り口になり山荒氏が増えてくる実感があって、特に水辺が踏圧ストレスで植生や法面、水際の荒廃が大きいのである。近在にこのような環境は無いし箱庭程度の大きさだから当然の帰結でもあるが、そのうえ地上・地中は猪が闊歩蹂躙、水中はウシガエルの鯨飲では生物保全など絵空事に直結だ。
特定はできないものの、ヒキガエルのオタマジャクシを飼育で持ち出すだけならまだしもウシガエルを放した輩が居て、これによる生物被害は想定できないほどだ。雄一匹だけであってほしいと願うものの、もう因果としか言いようが無い。何時も実感する事は保全活動なんて「三途の河原の石積み」あるいは「風前の灯」に等しい。自宅の敷地をユートピアにする方が正しいのかもしれんが猫の額ではねぇ…。
➡
この日は拠点西側の棚である。今季既に3回の刈り払いを実施している場所なので刈り高も少なく、中断後のウオーミングアップには丁度良い作業になった。既に刈り払ってある下の棚は枯れていて「作業を済ました」と言う実感が湧く。刈り払った直後は新鮮な緑色のままだから見た目で「刈った」と言う印象は薄い。
この棚はおチビちゃん達の遊び場に用意した場所で、周年利用があるから低草地で維持しているのだけれど、そろそろ実生樹からでも育てなければなるまい。いつまでも遊び場所という設えで維持していると、ここが入り口になり山荒氏が増えてくる実感があって、特に水辺が踏圧ストレスで植生や法面、水際の荒廃が大きいのである。近在にこのような環境は無いし箱庭程度の大きさだから当然の帰結でもあるが、そのうえ地上・地中は猪が闊歩蹂躙、水中はウシガエルの鯨飲では生物保全など絵空事に直結だ。
特定はできないものの、ヒキガエルのオタマジャクシを飼育で持ち出すだけならまだしもウシガエルを放した輩が居て、これによる生物被害は想定できないほどだ。雄一匹だけであってほしいと願うものの、もう因果としか言いようが無い。何時も実感する事は保全活動なんて「三途の河原の石積み」あるいは「風前の灯」に等しい。自宅の敷地をユートピアにする方が正しいのかもしれんが猫の額ではねぇ…。

