清水の舞台から飛び降り水路を穿つ思いで着手した仮の集水路が完成した。水辺の「生物浄化」なんて事態は避けたくて臨んだのだけれど、小生が浄化されそうであった。もう身体ヨタヨタの事態である。
それはともかく、とりあえずの集水路が完成し、集水升まで水を落とすことが出来たが導水管の先、取水口一帯は崩れた土砂や根株の上であって、いつまで水を流し続けてくれるかの保証はない。
とは言え、集水升まで水を流せて意気揚々、疲れた体に鞭打って戻り駐車場至近の排砂バルブを開いてみた。数分排水が合ったものの止まってしまった。もしや送水できなくなったため集水升にあるバルブを閉じられたかと戻ったのだが、土砂に埋もれており、掘りだして確認したら開いたままだった。
同じ升から取水している部農会のパイプは手を触れると吸いついてしまうから大丈夫のようだ。そこで新たな課題に直面した。「斜面崩落」でパイプラインが損なわれたか、それとも土砂流入だけなのか…、「あすは休むぞ!」と決めていたのに図面片手に排砂バルブを最初から点検で「藪こぎ」になってしまう・・・。
写真左から「通水させたい崩壊部」・「倒木で堤の基盤形成」・「基盤が流れた導水管、上部の刈り払った部分に上げる」・「集水升へ通水」、下の写真は完成全景だ。