・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

1月24日(木) 冬の北海道旅行 1日目 札幌市内を彷徨

2013-02-03 16:40:54 | 2013.1 冬の北海道旅行
午前10時、夜勤を終えて部屋に帰る。
荷造りはほぼ終えているので、部屋の方付けをする。
帰ってきたとき、部屋が汚いとテンションが下がるよね。

荷物の最終確認。
去年の夏は、いちばん大事な旅行のチケットを忘れたからな。
よく確認しないとな。
財布、ケータイ、デジカメ、チケット、充電器等・・・。

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電車を乗り継ぎ、羽田空港へ。
飛行機に乗るとなると、やっぱりちょっと気分が高揚する。

空港には政府専用機がいた。



アルジェリアの人質事件で使われたのだろう。
(あとでニュースを確認したけれど、このとき見た機体は実際に使われたものではなくて予備機だったと思われる。)
間近で見るのは初めてで、『やった、珍しいモノ見れた!』という気持ちもあったけれど、今回は任務が任務なだけに暗い気持ちになりました。

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少し空席も残る機内。
本当はB-787の予定だったんだけど、例のバッテリー関係のトラブルのせいで機体変更。


ぶーん。


飛行機で飛んでいる間に、すっかり外は暗闇に包まれてしまった。窓を見ても自分の顔が映るだけで面白くない。それでも顔を近づけて地上の方を見れば、まばらながらも明かりが見える。北海道の上空なのだ。


千歳空港には思いのほか雪はなかった。
そして思いのほか人もいない。
こんなもんだっけ?
羽田にはうじゃうじゃ人がいたのになぁ。

それにしても15年ぶりの北海道。
前回は中学3年生の時の家族旅行。

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電車で札幌まで。
普通のJRの快速なのに、電車は特急列車のような作り。外の音はあまり聞こえてこない。前のシートのポケットには北海道をPRするためのパンフレットもある。

カトン、コトン・・・。

外は真っ白で、雪も降っている。
それはこちらでは当然のことなんだろうけれど、私にとっては東京での日常とはかけ離れた世界に見えるので、なんだかワクワクしてくる。
地元の岐阜だってそれなりに雪は降るし積もるけれど、それでも今までに見たことのない積もり方だと思った。そして何かが違う。人も車もいつも通りなのだ。雪に慣れていない世界とは全然違う。

中国からの観光客も多いのだろう。
車内ではよく中国語が聞こえてきた。

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夜の7時前くらいに札幌到着。

ホテルに荷物を置き、夜ご飯を食べに外へ出る。
予約したお寿司屋さんはすすきの駅の近く。札幌駅からは少し遠い。地下鉄で2つ先の駅。

寒いし、雪もパラついていたけれど、街を歩いてみたくなった。
札幌という街を見てみたい。どんなところなのか理解したい。
地下鉄で行くのは面白くない。
予約の時間にはまだ余裕がある。

てくてく。

雪のせいでみんな地下街を歩いているのか、人通りは多くない。
だけど街を見てるだけで面白い。白い。雪もサラサラしてる。

歩道の雪は踏み固まってて、少し滑りやすい。
転びたくなかったし、それに暖かそうだったから、トレッキングシューズを履いてきた。あまりオシャレじゃないから嫌だったんだけど、それで正解だったと思う。

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しーすー。

美味しかったけど、ちょっと高かった気もする。
まあ、酒もそれなりに飲んだし、追加で何個か握ってもらったし、そんなもんか。



というかカウンターに座って、しかも目の前で握ってもらうってのは初めてだった。
食べ終わったらすぐに次のヤツ握ってくれるのね。

つい数時間前までは東京にいたんだよね。
なんだか北海道に・・・札幌にいる、という実感がまだないなぁ。

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久しぶりに酒を飲んだせいか(と言っても5日ぶりくらいだけど)、旨いモノ食べて気を良くして飲み過ぎたのか、理由は定かではないけれど(笑)、とにかく思いのほか酔った。

このあとの足取りは詳しく覚えていないけれど、夜の札幌の街の写真を撮りつつ歩き回っていたようだ。デジカメには時計台やテレビ塔などの街の風景の写真がたくさん残っていた。



やっぱりサッポロビール。



時計台の時刻は夜10時15分。

・・・。

で、最終的にすすきのに戻ってきた。
それはもう、吸い寄せられるようにして戻ってきた。
抗いがたい何かが俺をそうさせたのだ。
抗いがたい『20代最後だから俺は遊ぶ。ここまで来たからには遊ぶ。』という意志が、他の全てのものを蹴り飛ばしたのだ。

客引きの兄ちゃんに捕まってみた。
ほんの数日前、Yahoo!トピックスで『ススキノには悪質な客引きがたくさんいるから要注意』的な記事を読んだばかりだったけど、とりあえず話を聞いてみることにした。

そしてそのまま店に入った。

そこで何をしていたのかというと・・・物凄く平たく言えば、女の子とお酒飲んでいたのです。
飲み過ぎた。こういう店でよく見かける『鏡月』とかの濃いグリーンのボトルを1本空けた。2時間弱で(延長した)。


で、記憶がありません。

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1日目、終わり。2日目に続く。
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1月23日(水) 冬の北海道旅行 0日目 経緯とか準備とか

2013-02-03 16:02:15 | 2013.1 冬の北海道旅行
―― これは、抗えるものたちに対する、神からの最後通告と言えよう。

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なぜ冬の北海道へ旅に出ようと思ったのか。

今回は20代最後の旅行です。旅の最後に30歳を迎えます。
だから絶対に思い出に残るものにしなければなりません。
ここで躓いては私の30代に悪い影響が出ないとも限りません。

何をしよう?何をすれば記念に残るだろう?

いろいろ考えているとき、ふと、ひとつのアイデアを思いつきました。
思いついたと同時に、それは確信に変わりました。
これしかない。
ちょっとセンチメンタルだけれど、笑われるかもしれないけれど、これなら一生の思い出になるかもしれない。


『日本の最北端で、20代最後の夕日と30代最初の朝日を見よう。』


ふとひらめいただけの、ただの思いつきの割には、なかなか良いじゃないか。
むしろ、これしかないんじゃないかな・・・。

・・・いいな。これで決定だ。

- - -

この旅を終えたあと、私はこう言うのだ。
俺の20代はオホーツクの海に捨ててきた、と。

そして続けてこう言うのだ。
俺の30代はあの最北端の朝日とともに始まったのだ、と。


・・・などと、中二病的なくだらない妄想を膨らませつつ旅の行程を考えました。

- - -

せっかくなので20代最後の遊び納めもしよう。
遊びまくるぞ。それはもう遊ぶぞ。ススキノで。

美味しいモノも食べなきゃな。
お寿司、ジンギスカン、ラーメン・・・。


お金のことは気にしない。

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でも、良く調べてみると、冬の宗谷岬は晴れる日が少ないようだ。
冬の宗谷岬の朝日。いくら検索してみても情報が出て来ない。

・・・。

まあ、行ってみなきゃ分かんないよな。
とりあえず行くのだ。
当日の天気だってまだ分からないんだし、行ってみなきゃどうなるか分からん。
行けば分かるさ。


いざ、北の大地・北海道へ。

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という訳で、しばらく旅行記が続きます。
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