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「にいがた県内専用バスガイド」「観光ガイドタクシー運転手」日々のお仕事やプライベートの日記をお届けします♪

観光タクシードライバーへのステップ

2020年04月29日 | ガイド以外の仕事
うしろは、トラック会館です。
法定講習会というのを受講するためにきました。

なにも知らなかったのですが、
観光タクシードライバーとしてデビューをするために
実にたくさんのステップがあるんですね。

ステップ1 自動車学校
普通二種免許の講習をうけて卒業証書をもらう。
私の場合は、最短コースで組んでもらったため
朝から晩まで通い続け、7日目に卒業。
今は、オートマ限定二種免許というものもあるんですね。


ステップ2 免許センター
卒業証書をもって、免許取得のための試験を受験します。
8時半からの受付ですが、朝6時から免許センターの駐車場で
ひたすら過去問とにらめっこ。
間違った問題をしらみつぶしに叩き込みました。
私はなんとか一発合格でしたが、合格するまで何度でも受験が必要。


ステップ3 法定講習会
4年半前から始まった制度。
各都道府県で定める講習会に丸々2日間参加しテストに合格することが
必要で、これを受講しないと乗務に絶対必要な「乗務員証」ってのが
もらえないんだって。
そうそう、タクシーに乗ると助手席の前のドライバーの顔写真が入ったあれね。
一度、タクシーを退職して、再就職する場合でもこの講習が必要で
「昔は無かったのに、最近、面倒になったなぁ~」って言っている方もいました。


ステップ4 適性診断
今日はこの段階です。テレビゲームみたいなハンドルを握って、
シュミレーション運転があったり、
四角い形をただただよけたり、車が見えたらボタンを押したり
意味がわからないのですが、
90分後には、性格診断がはっきり文章になって表れるというもの。
性格は温厚で、協調性があるとの診断でした。
ここでは合否はなく、個人が注意すべき運転について教えてもらうことができます。


これからのステップ 社内研修
タクシーはいきなり個人で車両を購入して開業するということができません。
まずは、どこかタクシー会社に所属することが必須です。

法律的には、10日間の講習会をしなければならないと定められています。
10日間講習をしてさえいれば、すぐに乗務ができるということです。
(このことも、法定研修会で教えてもらいました)

しかし、営業エリアなどの運行状況によって社内研修の密度はさまざま。
山奥で道路が簡単なところは、すぐに乗務できます。
新潟市内は1か月~3か月間くらいの社内研修で、
建物名、道路名、施設名、あとは冠婚葬祭場や主な組合などの場所、
進入禁止、右折禁止、夜だけ右折可能などを暗記してから
ようやくひとり立ちデビューできるそうです。


自動車学校では、20年以上ぶりのマニュアル車運転をして
運転技術を習ったものの、普段はバックモニター付きの軽自動車だし、
バスガイドの仕事でも、経路や地理の勉強はしっかりしなければいけませんが
まぁ、観光バスが走った通りにしゃべって行けばいいし
自分でハンドルを握るのとは雲泥の差。

さて、ここから、鬼のように厳しいというウワサの社内研修で
どこまでステップアップできるのか。。。
怖さ半分、新しいことを教えてもらえるわくわく感も(^-^;


にいがた県内専用の観光バスガイド なぐも友美
さぁ、新潟へ行こう!
いつもありがとうございます
http://www.tomomist.net/

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