tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

アベノミクスによろしく

2018年03月19日 | 日記

 これは、明石順平氏(弁護士)の本(※インターナショナル新書)のタイトルです。そのままの「アベノミクスによろしく」というもの。このようなタイトルに込めた意味は、漫画の「ブラックジャックによろしく」をもじって、「まともな経済政策をよろしくお願いします」という気持ちから・・・とか、ある意味「皮肉」を込めたもののようです。明石氏は、「アベノミクスが概ね結果を出しているという論調が大勢の中で、客観的なデータを基に分析してみると、大きな誤りである(失敗している)と、たくさんのデータを示しながら記しています。その意味で説得力もあるように思いました。

 これまで、アベノミクスのおかげで?株価の上昇など「経済」の空気感だけは明るい雰囲気になり、国民全体としては暗いトンネルを抜けたように落ち着きを取り戻してきたようでした。しかし、そこにはいくつかの誤魔化しもあったようです。このあたりのことについて、文藝春秋3月号に明石氏の寄稿があり短く紹介されています。記事の見出しは「数字が証明した『アベノミクス失敗』」となっています。

 これまで、安倍首相はアベノミクスの成果を強調し政権の長期化を狙っているようでしたが、我々国民は実態を冷静に見る目を持たなければならないと思います。今日(3/19)も、参院予算委員会での森友問題にかかわる財務相の不祥事について野党が追及していましたが、我々国民も「真実は何か?」と、国会審議の様相(質問や答弁)から読み取る力をつけなければならないでしょう。それにしても、自民党は今日、「佐川氏の国会招致」を回避しようとしているように見えました。自民党の姿勢には、やはり不信感を抱いてしまいます。(土)

 


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