これは、今日(9/21)の北日本新聞社説の見出し。安倍首相のこれまでの政治姿勢に自戒を迫るものです。同紙1面のトップ記事として安倍首相の3選を伝える記事の解説では、中曽根康弘元首相の言葉「権力の魔性を自戒せよ」を引用し、安倍首相への警句としていました。
そして社説では、これまでの第2次安倍政権として行ってきた強引な政治手法について述べてあります。我々も悔しい思いで強行採決されるのを見てきた法案の数々・・・それは、「特定秘密保護法」・「安全保障関連法」や「共謀罪」法など。そのことについて、社説では「多くの重要法案を強行採決など強引な政治手法によって可決・成立させてきた。いずれも国民の賛否が渦巻き、国論を二分した法案であるにもかかわらず、である。」と、紹介しています。その上で、社説は「安倍首相は今度こそ、丁寧で謙虚な政権運営を心がけるべきだ。」と述べているのです。同感です。これからも、安倍首相には厳しい国民の視線が注がれているものと自覚してほしいものです。(土)