今日（3/9）、森友学園への国有地売却に関わった近畿財務局職員が「自殺」という不幸なニュースが入りました。その後の、佐川元財務省理財局長が国税庁長官を突然辞任するという電撃ニュースに若干驚きました。あれほどしぶとく粘りに粘って国会答弁を尽くし、論功行賞で就いた国税庁長官のポストを満期前にいよいよ辞任とは・・・。これまでは、辞任をさせてくれない誰かの力？の影も感じられ、さらなる天下り先も視野に入っていただけにちょっと驚きました。
辞任したからと言って、佐川氏の国会招致を無くすことも出来ないでしょう。国民は真相を知りたいのです。それにしても、森友問題発覚後すぐに「財務省で忖度いたしました」と、答弁すれば不幸な自殺者を出さずに済んだものを・・・。残念です。これも、たぶん安倍首相が森友学園という怪しげな教育施設を応援したからでしょう。為政者たる者、過ちを素直に認めて謝罪する清さをもってほしいものです。
元担当職員の自殺者に加え、佐川国税庁長官の辞任など、まるで「トカゲの尻尾切り」のように、これで事態を幕引きしようとすることは許されないでしょう！？ ここまで森友問題の担当者を追い詰めてきたのは、野党の頑張りや、マスコミと世論の後押しです。これからも世論として国民が一層声を上げなければ、自殺した担当者がむしろかわいそうです。このように思います。安倍政権を庇おうとした佐川氏も、ある意味で被害者なのかもしれません・・・。（土）