にゃんこな日々

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【落語】第35回桂米二音太小屋寄席

2014年02月09日 | 落語会
第35回桂米二音太小屋寄席(2014.2.9)
-演目-
桂あおばさん「みかん屋」
桂米二さん「天狗裁き」
桂あさ吉さん「かぜうどん」
桂米二さん「出歯吉」

普通なら余裕で間に合うはずだった。何気に乗った環状線。着いた駅が芦原橋。「あ、違う!」となぜか降りてしまった。遠回りになると思っちゃったんだね。そのまま乗っとけば余裕だったんだよ。そもそも内回りのホームに降りたつもりで電車乗ってたもんだから、芦原橋でパニくったんだな。内回りのホームに行き携帯の乗換案内を見ると・・・え?外回りの方が早い。再び外回りのホームに戻るがなぜか次の電車まで10分以上ある。う~・・・。一人ヤキモキしながら電車を待ち天満に着くとダッシュ!ドアを開けると出囃子が!階段をあがり受付に到着したときにはもうフラフラでございました。マクラが切れただけでなんとか間に合った。

開口一番はあおばさん。動楽亭で高座準備を担当されたいたときに、いつも男前だよなぁと思って見ていたのですが、年季が開けたそうなんですが、なんで髪切ったんだろう?イメージチェンジ?私は前の方がいい・・・なんてことはともかく、いきなりこなれましたねぇ。これからが楽しみです。

米二さんの「天狗裁き」を聴くのはたぶん二回目。最初に聴いた人のが悪かったのかあまり好きではない噺だったんですが、米二さんで聴くと面白いんですよねぇ。次々に夢の話を聞きたがる人たちの聞きたがり方がなんともかわいいからでしょうか?初めて聴いた人のでは「夢見てないって言ってるんだからいいだろう!」って文句付けたくなっちゃったんですよねぇ(笑)。米二さんの「天狗裁き」は好きだ。

桂あさ吉さん。初めましてなんですよね。これで吉朝一門で聴いたことがないのは吉弥さんだけになりました。故談志師匠の話から「かぜうどん」こんなにつながらないマクラも珍しい。そしてオチも「いきますよ」と宣言される。真面目におちゃらけてやってるって感じか?(笑)。不思議な人です。

トリは二回目の「出歯吉」。師匠についていたときに教えてもらったネタは覚えているけど、そのあと自分で覚えたものは忘れているとか・・・。このネタも再度掘り起こしのネタらしいんですが、ここでふと思った。延々話し続けられるとして、さあ今から出来る限りのネタやってと言われて何席話すことが出来るんだろう?稼働させているネタが50あったとして50席は出来るんだろうか?今度聞いてみよう。
「三枚起請」「辻占茶屋」と似ているからあまりかからない噺なんだそうですが、私はこれ好きですよ。前回聴いたときより今日の方が面白く感じた。