別にこの前に読んだ『どすこい』の『理油』に触発されてこれ読んだんじゃないんですけどね。
ま、なんで今頃?という感じもしないではないんですが、「大極宮」で知った猛ゲーマーぶりになぜだかすごく魅力を感じ(笑)、とりあえずと読んだ『平成お徒歩日記』というエッセイ?(っていうのかな?)で宮部さんのキャラがいたく気に入ってはいたのですが、それでもまともな作品には手を出さずにいて、薦められて読んだ『蒲生邸事件』でご本人のキャラとは違う作風に(当たり前か)作家として一目を置くようになり(作家のキャラ気に入って作品読んでないっていうのがおかしいんですが・・・)やっと話題作『理由』にたどり着きました(笑)。
いやぁ・・・まさかインタビュー形式で殺人事件がひも解かれていくとは意外でした。映画は観に行こうと思いつつ観に行けずにいたのですが、チラシを見てなんでこんなに登場人物多いんだ?と不思議に思ってたんですよね。そら多いはずだわ(笑)。
『蒲生邸事件』でもそうだったんですが、この方の作品ってちょっと痛いとこつくんですよね。
「帰るところも行くところもないっていうのと、自由ってことは、全然別だと思うけどね」
そうですよねぇ~・・・
ま、なんで今頃?という感じもしないではないんですが、「大極宮」で知った猛ゲーマーぶりになぜだかすごく魅力を感じ(笑)、とりあえずと読んだ『平成お徒歩日記』というエッセイ?(っていうのかな?)で宮部さんのキャラがいたく気に入ってはいたのですが、それでもまともな作品には手を出さずにいて、薦められて読んだ『蒲生邸事件』でご本人のキャラとは違う作風に(当たり前か)作家として一目を置くようになり(作家のキャラ気に入って作品読んでないっていうのがおかしいんですが・・・)やっと話題作『理由』にたどり着きました(笑)。
いやぁ・・・まさかインタビュー形式で殺人事件がひも解かれていくとは意外でした。映画は観に行こうと思いつつ観に行けずにいたのですが、チラシを見てなんでこんなに登場人物多いんだ?と不思議に思ってたんですよね。そら多いはずだわ(笑)。
『蒲生邸事件』でもそうだったんですが、この方の作品ってちょっと痛いとこつくんですよね。
「帰るところも行くところもないっていうのと、自由ってことは、全然別だと思うけどね」
そうですよねぇ~・・・
やってることはまったく同じなんですけどね。
今日レンタルに行ったらありました。でもまだ2泊3日だったので、
1週間レンタルになったら早速原作と比べて見たいと思います。
小説は割と好きかな。
大林宣彦、どうかなあ?と思っていたんですが。
「蒲生邸事件」「理由」ともにお気に召されたご様子。お勧めしてよかったです。
「理由」映画版はほぼ原作通りなのですが、事件の中心人物である青年の描写に、微妙な違いがあります。この「違い」が、案外、映画の大きなテーマかも知れません。
ちなみに、私の宮部作品のお気に入りは「火車」と「魔術はささやく」ですね。前者はとにかく凄い社会派サスペンスです。不景気などと言いながら今だにバブルを引きずっている日本という国のいびつさがにじみ出ている傑作であります。後者はとにかくウェルメイドなジュブナイルもの。でも、きちんとサスペンスものとして成立しておりますよ。
映画は大林宣彦監督なんだ・・・そっか・・・ふぅ~ん・・・
丸山さ~ん。
昨日から『火車』読み始めてます。まだ数ページ読んだだけですが、
社会派サスペンスですか。これは楽しみです。
映画版「理由」ですが、これは大林宣彦だからこそ作り得た作品ではないかと思っています。宮部作品に常にある「心根のよさ」をきちんと映像化できる監督は他にはいないでしょう。
そうそう、宮部さんには短編の秀作もたくさんありますよ。私のお気に入りは「サボテンの花」。定年直前の校長先生と6年生の少年少女の交流を、ちょっとしたミステリ風味で描いた素敵な物語です。ちなみにこの作品は「さよなら、サボテン先生」という舞台劇にもなっています。主演は、今は亡きいかりや長介でした。
今日お薦めの『魔術はささやく』を買いました。
でも一緒に買った横山秀夫さんの『顔』を先に読み始めましたので、そのあとになりますけどね。
また、お薦めがありましたらお教え下さい。『サボテンの花』はみつけられなかったんですよね。