にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【落語】第31回慈光寺寄席

2012年06月10日 | 落語会
第31回慈光寺寄席(2012.6.10)

今日この会があるのは、染二さんのサイトで見て知ってたんですが、どうもこう地元、お寺、安い。なんてのだと、地元の人たちオンリーであまりよそ者が行っちゃあいけないんじゃないだろうか?ってな気になって、どうしようか悩んでたんですが、この会のことを染二さんがツイッターで宣伝してたので、じゃ、行ってみるか・・・と出かけてみた。
まず駅を降りてスマホで地図をみながら目的地へ。到着したらお寺っぽくないお寺で玄関が開け放され、ここだよなぁ・・・とおずおずと近づくと住職がいらっしゃり「どうぞ」と声をかけて下さったので、またまたおずおずと中へ。2階へあがると受付があって、お金を払うと(なんと500円)、写真の演目のチラシとなぜだかふく豆をいただいた。中は椅子が並べてあって、一番前の列だけ座布団。60人から70人くらい入るのかなぁ・・・。なんかねぇ、すごーくいい感じなんですよ。今回で31回、年2回やってるそうでもう15年続いてるとか・・・。
まず最初に住職さんのご挨拶。その中でこの季節夕方だとかに少し涼やかないい風のことを「極楽のあまり風」と昔の人はよく言ったということをおしゃってて、「極楽のあまり風」私は初めて聞いたんですが、いい言葉だなぁって。いい言葉を聞いてちょっぴりふわりとした気持ちになったところで落語です。

桂ちきんさん「煮売屋」
マクラで落語家になった経緯と師匠の話をなさったんですが、その師匠の名前を言わないもんだから、誰だろう?ってしばらく考えることに。桂だけど三枝さんじゃないし、文珍さんでもない。落語の口調は文枝師匠っぽい。で、次に登場した染二さんが、やはりみんなが思ってるだろうなということを察して下さり、普通名前でわかるんですけどね、わかりませんよねと(笑)。きん枝さんのお弟子さんだそうです。
染二さんの演目は「皿屋敷」
季節のネタですねぇ。ノリノリな染二さん。面白過ぎです。
次は笑福亭由瓶さん。お初です。この方は名前だけで鶴瓶さんのお弟子さんってすぐわかりました(笑)。真面目な感じが好印象な方で、「試し酒」の酒を一気に飲むシーンはうまい。でも実際に五升の酒飲む人いないですよねぇ。あ、違う10升か。
トリは「鴻池の犬」
今日の演目で唯一初めて聞く噺だったんですが、まさか後半で犬の世界の話になるとは思いもよりませんでした。犬の兄弟対面でちょっぴりお涙頂戴的なところもある、なんとも不思議な噺でした。

うちの沿線にあるところだし、雰囲気はいいし・・・ということで次回もまた行きたいですね。