ぐるっとパス2022Part1については本ブログで何度となく言及していますが、新型コロナ感染拡大に対する規制が全て無くなった後、それを使い倒すことに2ヶ月費やし…
見逃しそうになっていた本展、ようやく足を運びました。
それにしてもこのタイトル、何を示しているのかなあ…
さてこちらが本展のフライヤー、フロア毎に折り込み4枚のものを制作するのは気迫かアーティゾンの余裕か…
ここ5階とその下4階、基本的にはコレクション展でしたが、このフロアは何らかのキュレーションの意図?が入って、作家に注目させたり、東洋西洋それぞれのアートシーンの影響だったり、を示そうとした、と思われます。
そんなことを理解していない私、撮ってきたのはいつものように気になった、ってお馴染みのものも多いですが、作品。
アンリ・ファンタン=ラトウール「静物」1865年
エドウアール・マネ「メリー・ローラン」1882年、
ベルト・モリゾ「バルコニーの女と子供」1872年。
後半2作品は西洋美術館を引き摺っています💧
お馴染みルノアールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」1876年。
同じく「パリスの審判」1913〜4年頃。
ルノアールはルーベンスに心酔していたようで、これはそのオマージュだったそうです。そう、こうした紐付け、例えばこのルノアールだとどの画家の作品を気に入っていたとか研究したか、などが本展のパネルで展開されていたんだ⁉️
藤島武二「黒扇」1908〜9年頃
小杉未醒「山幸彦」1917年。小杉はパリ留学中にルーブルにあったルーベンスの作品に違和感を感じて日本に戻って…といったいった解説がありました。
そしてご存じFoujita。
ここから次の私の訪問、新美術館につながる?パウル・クレー「ストロベリーハウスの建築工事」1921年。
同じく「島」1932年。
「庭の幻影」1925年。
「表現派」、「青騎士」…
「無題(Sep.50)」1950年、「水に沈んだ都市」1954年、「10.06.75」1975年。
そして水墨画⁉️
並んでこんな感じでした。
ジョアン・ミロ、ってこちらのカタカナ表記ってウォーキさんのそれは私流に変えていますが、ミロもスペイン語ならホワンとかになりそうな…
コレクション展に移ります。
アーカイブ編を意識して撮ってきていますが、ピカソのサルタンバンクは我慢?して撮っておりませぬメメ
モネのベネチアに、ゴッホ「モンマルトルの風車」1886年。
ゴーギャンの日本趣味溢れる「馬の頭部のある静物」1886年。
ドンゲン「シャンゼリゼ大通り」1924−5年。
最後は…
閉鎖空間の中、6階企画のエクステンション、雪舟の作品と共に置かれた柴田敏雄さんの写真。
レジェ、中村彝、草間彌生さんですね。
さて、本日の最終コーナーはピカソとミロの版画作品紹介。
これがねえ、無茶苦茶面白かった😍
スペースへの導入部撮らなかったので、先ずはミロの版画から。
これらはリトグラフ、ミロの作品をこれまで見てきた、と思っていたそれらは殆どリトグラフだったのでは、と思います。
「4人の子供に見られる羽の生えた牛」1938年、エッチング。
「レンブラントと二人の女」1934年、エッチング。
「猫」1970年、リトグラフ。
「犬 IX」1978−9年、アクアチント。
ひょっとしたらテレコ💦かもしれません🙇♀️