シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

鴎外記念館「写真の中の鴎外 人生を刻む顔」 ぐるっと2021Part5Vol32

2022-03-23 | ぐるっとパス2021

おや、今回のフライヤー、気合入っているぞ⁉️

何処ぞの美術館でそれを手にした時の感想ですが、

実際訪問すると館内導入部には撮影スポットも設けられ、これまでと趣向が違う。

展示の中にもあったのですが、今年は鴎外生誕160年、没後100年という節目での特別展。

 

こちらがそのフライヤー、見開きのスキャンとかこちらの都合で編集していますが…

今回扱われる写真の数々、当然にこれまでのここでの展示で拝見した事があるもの多く、

でも今回は、私の顔は自分の経歴の中で創り上げてきた、生まれながらのものではない、という趣旨のことを述べていた鴎外さんの言葉に思いを馳せながらじっくり拝見してきました。

さて近隣の街路灯などにも「鴎外没後100年」のバナーが架けられた、そんな街ぐるみの今回の入場料は500円とこれも特別。

これが無料となって、ぐるっとパス効果は計21,620円となりました。

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巻物 八景十境  (文京区ふるさと歴史館)

2022-03-23 | アート・文化

初めての訪問…

本郷三丁目から菊坂ではなく春日通りを降っていってちょいと入ったところ。

こちらの開館30周年記念、文京区の指定文化財の完全公開とのこと。

 

こちらが今回のフライヤー、都内随所の美術館に置かれていましたから元々インパクトのある企画だったに違いありませぬ…

正式には「太田備牧駒籠別荘八景十境詩画巻」と呼ばれるそうです。

最初は太田資宗備中守からきている。彼は下野山川藩主、三河西尾藩主、遠江浜松の初代藩主など歴任した人。

林鵞峰が詩を詠み、狩野安信が絵を描いた。ゴールデンキャスト⁉️

 

八景はこの屋敷からの眺めで、十境は屋敷内の見どころをおさえたものとか。

写真は現在の八景…

現在でいう千駄木1丁目、丁度森鴎外記念館辺りに邸があったそうで、鴎外も屋敷を「観潮楼」と名付けていますから江戸湾が見えたのでしょう。

不忍池とかは当然ですね…

こういった作品が、おそらく山ほど知られず有ったのが日本という国なんだろうなあ、と思った訪問でした。

 

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