今回の4~6月のキルンワーク自由制作講座の、2回目のフュージングの釜入れでは、お皿を3枚制作しました。
30cmの角皿1枚と、21cmの角皿2枚です。
30cmの角皿のテーマは、「蜘蛛の巣」です。
えっ「蜘蛛の巣のお皿?」と、みんな何か訝しげな様子で見守る中、意表を突くテーマに私は、ちょっと得意気でした。
実は、「蜘蛛の巣」は日本では嫌われ者ですが、欧米ではラッキーアイテムなのです。
私は、蜘蛛の巣そのものはあまり好きでは無いのですが、蜘蛛の巣のデザインは大好きです。
我が家には、ガーデニング用の、ロートアイアンの蜘蛛の巣を飾っていますし、蜘蛛の巣模様の綿シャッも持っています。
黒字に銀色で蜘蛛のをデザインしたものです。
変わり者と思わないで下さいね。
ガーデニングをしていて、うっかり顔に蜘蛛の巣がかかったりすると、ぎょっとしますが、蜘蛛の巣って、よくよく観察すると、レース網のように美しいんですよ。
固定観念で考える蜘蛛の巣のイメージとは、全然違います。
所々、もの凄く模様の細かい部分があったりして、それぞれの蜘蛛の主張を感じます。
それから、雨上がりの蜘蛛の巣の美しさは、圧巻です。
細かい雨つぶが沢山付いた蜘蛛の巣の美しさは、この上もありません。
試しに一度、じっくり眺めてみて下さい。
鳥や、虫や、植物や、動物や、自然の作りだす色や形の美しさは、人間には到底及ばないなぁ・・・と、つくづく感じます。
さて蜘蛛の巣談義は、その程度にして、本題のアクシデントの話です。
実は、気合を入れた作った蜘蛛の巣のお皿が、電気炉の不調で割れてしまったんです。
「嫌われものの蜘蛛の巣の美しさを表現して、みんなをびっくりさせてやろう」と、嬉々としていたのに、なんだか呆然として、しばらく実感が湧きませんでした。
結局、もう一度窯入れをして頂けることになり、一週間で作り直すことになりました。
仕事を終えて、家事を終えてから、夜なべで作ることになります。
気を取り直して、指を絆創膏だらけにしながら、頑張りま~す。
21cmの角皿の方のテーマは、「ヒマワリ」と「アジサイ」です。
そちらの方は割れずに済んだので、表面のザラツキを研いて加工で修正することとし、日曜日の講座の時に頑張って苦手な加工を終えました。
その後、好評を得た、泡入りフュージンクガラスのアクセサリーの、色違いのものを加工しました。
取り合えず、1個はなんとか完成
泡の部分に金澄みを入れました。
う~ん、満足
他の色違いのものは、時間切れとなり、まだ粗削りのままです。
真ん中の紫の物には、プラチナ澄みを入れました。
前回の制作では、青い方に銀澄みを入れたのですが、赤系の色は銀が熔変してしまうので、今回は念の為プラチナにしました。
今回の講座の間で加工が完了するか微妙ですが、気長にやることにします。
さてさて、今日も蜘蛛の巣作りに取り組むぞ
泡入りアクセサリー、気に入って頂けて、ありがとうございます。
角皿と蜘蛛の巣皿は、うまくいけば6月中頃にUPできると思います。
只今奮闘中ですが、もしまた失敗したらと思うと、心配です。
仕上がりを確認するまでは、落ち着けそうにありません。
窯入れの時、お祓いをして欲しい気持ちで一杯です。
先ずは、作る事が先決なので、期限に間に合うよう頑張ります。
泡入りアクセサリー出来たんですね!(^^)!
素敵です?
角皿の写真アップ楽しみにしてます。
蜘蛛の巣のお皿、どんなのかな。。。ワクワク~♪
ネットで調べてみたら、東京には教室がありそうですが、横浜にはあまり見当たらないようですね。
あと、アクセサリー体験なら、あちこちにあるようですよ。
余談ですが、受講料が思ったよりかかるようなので、ちょっとびっくりしました。
私が行っている富山ガラス工房は、富山市の施設なので、受講料も抑えられているのでしょうか。
富山出身の「近岡令」さんの教室が、東京にあるようです。
たまたま知人所有の施設での展覧会だったので、高岡市での展覧会を見に行ったことがあります。
今頃蜘蛛の巣に没頭していらっしゃるのでしょうか・・楽しそうですね・・
アクセサリー素敵です! 色もデザインも・・・
難しそうですが、やりがいがありそうです。
横浜でも習っている人いるのでしょうか・・・あまり聞かないけど・・珍しいですね・・・・知らないだけなのかしら・・・素敵です!