セイヨウニンジンボクの足元にオイランソウ(花魁草)の花が咲きました。
最初、花魁のかんざしに似ているから花魁草という名前になったのかと思っていました。
でも、花魁のかんざしと言えば、長い棒状の鼈甲のかんざしを連想してしまうので、ちょっとイメージと合いませんよね。
調べたら、「花の様子を華やかな花魁の髪型に見立てた」とか、「香りが花魁の使う白粉に似ているから」という説があるようです。
確かに、写真ではよくわからないと思いますが、花の塊が全体で15cm以上はあって、かなりの華やかさです。
オイランソウの近くには百日草も咲いています。
花の中にまた小さな花が咲いているようで、冠のようでとっても可愛いんです。
この花は、他にも真ん中から角がにょきにょき出ています。
百日草って、どこにでもよくある花なんですけど、今年程、しげしげ観察したのは初めてです。
面白い花ですよね。
別の場所では、クロコスミアも咲き始めました。
小さな花ですが、好きな花のひとつです。
我が家の隣に以前住んでいた人が、庭の我が家との境目にクロコスミアを沢山植えていました。
「可愛いなあ。」といつも眺めて楽しんでいたのに、家を売って引っ越してしまい、「あのクロコスミアはどうなるんだろう・・・。」と気にしていたところ、いつの間にか、次の住人が、家を新築するために、重機で整地してしまいました。
「こっそり、貰ってくれば良かった。」と悔やまれたものです。
今では、コンクリートで固められ、車庫になってしまい、影も形もありまん。
その後、苗を買ってきて植えたのが、このクロコスミアです。
この花を見る度に、お隣さん家のクロコスミアを思い出して、「可哀想なことをしてしまったなぁ・・・。」と悲しい気持ちになります。
「勝手に取ると泥棒だし・・・。」と躊躇してしまったのが、いけなかっんですね。
聞くところによれば、「花泥棒は罪にならない。」のだそうですが、本当でしょうか・・・。
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