いよいよ今日が、メインイベント、金環日食の観察日。
朝早くから起きて、外に出てみたら、なんと分厚い雲が・・・。
晴れますように・・・、と祈りつつ朝食を取り、もう一度外に出てみると、なんと今度は雨。
それでも、もしやと思いつつ、7時頃、観測地点の熊野神社へ。
既に、何人かの人達が、日食グラスを手に集まってきています。
「なんだか危ういですね。」
と言いながら、雲の切れ目を待ち構えました。
結局、横浜では、厚い雲に阻まれて、金環日食の瞬間を観測する事は出来ず、前後の部分日食しか見る事ができませんでした。
とりあえず、その瞬間は、携帯電話のワンセグを、リアルタイムで見ながらの観測となりました。
悔しい~。
まあ、雲の切れ目から、部分日食を見る事が出来ただけでも良しとしましょう。
「大吉とまではいかなかったけど、一応、小吉という事で・・・。」と言いながら、主人と慰め会いました。
こうして、心残りなまま、世紀の天体ショーは、あっけない幕切れとなりました。
「こうなったら、この日食メガネを大切に執っておいて、次は2035年の皆既日食に期待しようよ。」
そうなんです、2035年には、故郷富山で、皆既日食を見る事が出来るんです。
「長生きして、また一緒に見ようね。」
と言いながら、「元気で生きていられるかなぁ・・・。」とちょっぴり不安も・・・。
「堅い目標があれば、大丈夫。」
今回の旅行は、息子たちの部屋の掃除や洗濯の合間を縫って、憧れの「国際バラとガーデニングショウ」を見る事が出来ただけでも、充実した旅行だったと言えます。
ちょっぴり残念な思いを胸に、一路富山へ。
富山の我が家へ帰ってみると、咲きかけだった庭の白バラが満開に・・・。
玄関へ向かう間にも、ほのかな甘い香りが漂っています。
家に帰ってからも、我が家のガーデニングショーです。
やっぱり我が家が最高。
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