tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
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よみがえった日傘

2017-06-21 | ブログ2017
先週の金曜日は染色の日でした。
先生の展示会で見た藍染めの日傘が忘れられなくて、洋裁店でキットを購入し、レースの入った布を傘に縫って染めてみました。
昨日、今日とで露先を付け、余り布で染めた天紙、菊座を付け、ネーム布を縫ってようやく完成しました。



上出来
早く差して歩きたい
残念ながら今日は久々の雨模様。
早くお日様出ておいで

新しい日傘を染めたついでに、40年位前に買った日傘も一緒に染めてみました。
その日傘は、若かりし頃、結構なお値段だった日傘を薄給の身でありながら、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った物です。
とても気に入っていたので大切に使っていたのに、友人と喫茶店に行った時に、店員さんにアイス珈琲をかけられてしまいました。
ひたすら謝る店員さんにクリーニング代を要求する事が出来ず泣き寝入り。
半べそをかきながら自分で一生懸命洗って拭いてみたのですが、染みになってしまいました。
あれから40年。
毎年夏になると取り出しては悔しくて、悔しくて・・・。
でも惜しくて捨てる事が出来ずにいた日傘なのです。
40年経ち、ますます煮しめ色になり、哀れな姿になった日傘ですが、先生に相談したら「藍染めにすれば大丈夫」との事で、早速染めてみました。



染みだらけだった日傘が魔法の様によみがえりました。
ところがその後が大変。
ネーム布が付いていた個所の布地が破れていたり、露先の布が薄くなって破れていたり・・・。
アイロン接着の補修布で何か所も補修しました。
「なかなか綺麗な出来だわ」と自画自賛していましたが、いざ骨に取り付けて広げてみると、ネーム布が付いていた個所の補修布が結構目立ちます。
そこで今日また手芸店でレース布を買ってきました。
次の染色の日に藍染めしてアップリケする事にしましょう。
せっかくここまで綺麗になったんだから、最後まで妥協許さじですよね。
なあに、40年も待ったんだから、後1か月位我慢我慢。

他には、前回アイスブルーに染めたシャツを藍染めに染め直しました。



淡い感じも良かったんだけど、模様がはっきり出なかったので再度挑戦。
本当は模様の所だけ濃い藍色にしたかったんだけど、先生に物凄く手間暇かかると言われ、やむなく断念。
でも全体濃いのも結構いい感じです。

先生曰く「気に入らなければ、真っ黒になるまで何度でも染め直せばいいのよ」
はい、その通りですね。
私が古い日傘を染めているのを見て、他の染色のメンバーもき興味深々でした。
「私も染めてみようかしら」と言う人が何人も現れ、藍染めの日傘のブームがきそうです。
先日友人に、「古い日傘を藍染にしたら蘇った」事を話題にしたら、「私のもお願いしようかしら」と言われてしまい、思わず「解体と取り付けを自分でするのなら・・・」と・・・。
結構手間がかかるんですよ。
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