10月は、父が他界して、慌ただしく過ぎて行きました。
母が病気で施設に入所している関係で、色々な手続きは、私が全て代行しました。
手続き関係は、配偶者自身が行うのが、一番手っ取り早いようで、我が家の様にそれが叶わない場合は、母と、手続きを行う私の親子関係がわかる書類等、付随した書類も必要になってきます。
2日間、休暇を取って、凍結された銀行口座の解除手続き、死亡保険金の請求、遺族年金の手続きに奔走しましたが、2日間では到底終わらず、その後にも持ち越してしまいました。
なんだかんだと、色々な書類が必要で、なるべく必要な書類を1度に取ってしまおうとすると、先に、どんな書類が必要か聞きに行かねばならず、結局ぐるぐると何度も同じ場所に行く羽目になってしまいました。
高齢化社会になって、夫婦共に高齢になると、残された配偶者がそれらの手続きを一人で行うのは、なんと苦労の要る事なんでしょうか。
その上、残された配偶者が、認知症を患っていたりしたら、もっともっと大変です。
長生きして、天寿を全うされた方の場合は、例え配偶者が健康でも、それらの手続きを行うのは大変な事なんだと、痛感しました。
特別な資産家だった訳でも無く、普通の小市民なのに、こんなに手続きに手間取るなんて、本当に心身ともに疲れてしまいました。
それを考えると、我が家も「財産目録」なるものを作って置く必要があるなぁ・・・と思います。
どこにどんな預貯金があるのかさえも、息子達には判らないだろうし・・・。
我々熟年夫婦も、少しずつ、身辺整理を初めて、判りやすくしておく必要性を感じます。
これを機会に、少しずつ、初めてみる事にしましょうか。
なんだかんだと忙しくしている内に、もうすぐ四十九日です。
それを区切りに、少しは落ち着けそうです。
父が危篤の時、丸2日間、全く眠る事ができませんでした。
その後、通夜、葬儀と続きましたが、ほんの少し仮眠を取る程度になってしまいました。
それでも、緊張しているせいか、本人はなんともありませんでした。
「2日位なら、眠らなくても、なんとかなる物だね。」と言うと、「倒れたらどうしようかと、はらはらしてた。」と後から言われてしまいました。
周りには、随分心配を掛けてたようです。
色々ご苦労様でした。m(__)m
我が家もそんな話をしていたところです。
落ち着いた頃に、どっと疲れが出るので身体に気を付けてくださいね。