9月1日(日)は、防災の日でした。
奇しくも、防災の日の出来事でした。
夕方、食事の支度をしていると、
ピッ・・・・・・・・・・・・、ピッ・・・・・・・・・・・・、
と、かなり長い間隔で、どこからか音がします。
冷蔵庫の閉め忘れ、 いやいや大丈夫。
電子レンジ。 でも、無いし・・・。
パソコン。
DVDレコーダー。
もしや、爆弾を仕掛けられたか・・・。
なんて、色々なところを疑ってみたのですが、音の発信源がなかなかつかめません。
耳を澄ませてみると、音は、1箇所からでは無く、あちこちから聞こえできます。
歳のせいで、耳がおかしいのか・・・。
30分位、主人と、家の中をうろうろ。
ふっと見上げると、住宅用火災警報器に、時々、緑のランプが点滅しています。
近づいてみると、「交換のお知らせ」にランプが点滅しています。
この警報器は、10年間長持ちするリチュウムイオン電池がセットされいる商品です。
「交換時期」のシールには、主人が書いた「20年3月」の文字が・・・。
2020年が交換の目安とすれば、今は、2013年だから、未だ3年半しか経過していないのに・・・。
何故。
「使用の条件により多少異なります」とは記載されているけど、多少の範囲を超えてますよね。
それに、今日は、ずっとこの音を聴きながら寝る事になるの。
大変だ、なんとかしなくちゃ。
その日は日曜日で、購入元のCOOPとやまも、メーカーも休み。
頭は、パニック状態に・・・。
我が家では、寝室4箇所と、階段と、計5箇所に、同じ型式の警報器を取り付けています。
5箇所から、音が出続けるとなると、これは、大変。
とりあえず、主人が下に付いているヒモを引いてみると、
「故障等が発生しています。販売店に連絡して下さい。」のアナウンスが流れて、音は止みました。
やれやれ。
とりあえず、メーカーにメールを送り、翌日、販売店に連絡する事にしました。
翌月曜日に、仕事に出掛ける為に準備をしていると、なんと、またもや、
ピッ・・・・・・・・・・・・、ピッ・・・・・・・・・・・・、
の音がし始めました。
どうも、音を止めても、対処するまで、定期的に鳴る仕掛けの様です。
となると、家にいない間に、また音が鳴り出す事に・・・。
なんとも頭の痛い事です。
職場に着いてから、COOPとやまに連絡。
すると、以前もそのような事があった由。
仕事のお昼休みに、「住宅用火災警報器、不具合」でネット検索してみると、「10年持つ、リチュウムイオン電池が、ほんの何年かで電池切」という情報が、自治体のホームページや日本消防検定協会などで、わんさか記載されています。
リコールしているメーカーもあります。
ただ、我が家の商品のメーカーについては、そのような記載が無いようです。
メールの返事が来ていないか確認してみると、
「メーカーの保証期間は過ぎており、本来交換対象ではございませんが、今後の製品開発の資料として有効に活用させて頂きたく、製品を交換させて頂きたいと存じます。」
ですって。
なんだか、気分がすっきりしない、言い方。
そこへ、COOPとやまから、連絡があり、
「メーカーで商品を交換する事になったので、今日届けます。」との事、
とりあえず、良かった、良かった。
家に帰ってみると、商品が届いていて、主人が取り替えている最中でした。
今から10年持つのなら、少し得した感じ。
でも、今度の商品には、
「交換目安10年のリチュウムイオン電池内蔵」の文字も、「交換時期を記入出来るシール」も付いていません。
なんだかやり方が、納得できませんね。
いつ取り付けたのか、忘れてしまう様にと、意図的な物を感じます。
我が家では、ネームランドで、「2013年9月2日設置」のシールを、しっかり貼り付けました。
良く聞くメーカーなのに、こんな事でいいのかしら。
ホームページで、きちんと、知らせているメーカーもあるのに・・・。
文句を言ってきた人だけに対応するという、メーカー側の姿勢に、ちょっと疑問を感じます。
その上、故障品の方は、次のCOOPとやまの配達日、すなわち今週の木曜日に回収してくれる事になったのですが、それまで、ずっと鳴り続けていると思うと、なんだか気が重い。
とりあえず故障品を、アトリエの玄関の、COOPとやまの発砲スチロールの箱の中に、入れてみたものの、通路を隔てた場所にある、本宅のトイレやお風呂にいると、
ピッ・・・・・・・・・・・・、ピッ・・・・・・・・・・・・、
の、かすかな音が聞こえてきます。
これって、不良品を回収してくれるから良かったものの、ゴミの日に集積場に出してたら、怪しいものと間違えられて、迷惑な事になり兼ねませんよね。
なんとも思い出深い、防災の日の出来事でした。
お宅の住宅用火災警報器、大丈夫ですか。
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