我が家には、石のカエルが4匹います。
実家の父が、恐らく「無事カエル」の縁起を担いで、手に入れたものなのでしょう。
暫く父が我が家に同居する事になった時に、家が空き家になるので、カエルも一緒に我が家にやって来ました。
それ以来、我が家の住人になっています。
1匹は、アトリエの玄関に、
残りの3匹は、本宅の玄関に、
1匹、
2匹、
3匹、
毎日、我が家の家族が無事に帰るのを、待っていてくれます。
カエルさんありがとう。
それから、愛犬テンもいます。
最初のテンは、もう随分前に、高齢の為、亡くなりました。
ガーデニングに夢中になり、かまってやらないと、ちょっとした隙に、植えたばかりの花の鉢をひっくり返して、そしらぬ顔で寝そべっていたりして、お茶目で可愛い、我が家の一員でした。
犬は、家族の中で、自分を下から2番目だと思っているのだそうです。
お散歩に連れて行ったり、水や食事をあげたりするのは、いつも、主人か、二人の息子達の役目だったので、テンにとっては、その3人がご主人様で、声を掛けるだけの私は、テンの下という事になるのでしょうか。
テンが生きていた頃は、毎日、出掛ける前に、「テンや、行って来るね。」と声を掛け、
帰ってきたら、「テンや、おりこうにしてた?」と、言っていたものです。
あれから、随分長い月日が流れました。
今でも、ゴールデンレトリーバーを見かけると、つい「テンや」と声を掛けてしまいます。
今は、2代目のテンが、草木の間から、以前のテンの代わりに、静かに家族の帰りを待っていてくれます。