tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

フュージングガラス作品 つづき

2011-02-08 | フュージングガラス2011

今年最初の力作が、思ったような出来にならなかったので、ちょっと落ち込んでいます。

泡入れがうまくいかなかったんです。

と言うか、泡と泡がくっついてしまいました。

フュージング(ガラスを電気炉で溶融する)の時点で、窯出しした作品を見て、すでに見てがっかりしていたので、スランプ(ガラスを型にのせて、成形する)後の釜出しした作品を見たくない気持ちで一杯だったのですが、勇気を出して、ガラス工房へ取りに行きました。

作品には目もくれず、運ぶ時に割れないように、さっさと新聞紙に包んで片付けようとすると、作品をちらっと見た主人が

「お前が言う程のことも無いよ。結構いい出来じゃないか。」

と言ってくれましたが、私としては、くやしい気持ちで一杯でした。

Dscn3247

去年の年末に、同じ技法で泡入れした作品が、会心の出来だっただけに、今度の作品にはとても期待してたんです。

今年はお正月明けから、ちょっと体調を崩していたのですが、釜入れに間に合せるために、めまいと吐き気と戦いながら、根性で作ったのに、悲しくて、悲しくて、くやしさで一杯です。

もう一枚の方は、まあまあの出来だっのですが、私的には色合いがちょっと・・・

Dscn3245

最初の作品がすんなりうまく行っただけに、この2枚の大作の失敗の落胆は、計り知れません。

泡入れの失敗の原因は、最初さっぱりわからなかったんですが、冷静に良く考えてみると、幾つか思い当たる節があります。

ひとつ、ひとつ、原因を潰して行って、完成度を上げるしかないようです。

「同じデザインで、もう一度やってみる。」

と私が言うと、工房の先生が、

「原因を特定してからの方がいいんじゃない?」

と言って下さいましたが、私は、早くもリベンジしたい気持ち満々です。

もう一枚、私がカットしたガラスを主人が配置して、小皿を作りました。

Dscn3257

フュージングの時点では、

「なんだかうるさいデザインだなあ。」

と思っていたのですが、スランピングしてみると、なかなか楽しい作品になりました。

以前に自分が同じ大きさの物を練習で作った作品と並べてみると、個性の違いがはっきりと表れています。

Dscn3283

無難な中に、ちょっと遊びごころを散りばめるのが好きな私と比べて、主人の色彩感覚や徹底してやり尽くす精神は、見事です。

さて、次の釜入れまでに、やり直しの作品と、トヤマ・グラススタジオ「友の会」の展覧会に出す作品を作らなくっちゃ

気を取り直して、頑張ろう

コメント (2)
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