東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

感謝

2010年08月14日 20時59分49秒 | Weblog
4年の松木です。

台風のせいで東日本スナイプは強風レースみたいですね。
安全にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。

先日は、いつもお世話になっている部員の御家族を招き、日頃の感謝を込めてファミリーデーが行われました。御家族の方々は楽しんでいただけたでしょうか?
OBの方々や松下部長もわざわざお越しいただき、ありがとうございました。
準備に奔走した敦や川口もお疲れ様です。

さて、本当にいまさらですが7月に行われた関東470の感想などをせっかくなので書き残しておきたいと思います。ちょっと長いです。

自分は武尾と一緒に4357で出場しました。

反省点としては
・サイドステイを忘れた
レースに出る以前の問題でした。自分は普段から船の管理が甘いところがあるので、何かとマメな主将を見習って、こんなバカは2度としないよう気をつけます。武尾が全速力で八景島まで取りに行ってくれたおかげで1レース目には間に合わなかったものの、2レース目から出場できました。

・下マークの内側争い
特にポートアプローチでジャイブが早すぎて、ブランケにかぶるわ内側入られるわでひどい目にあったので、スタボ艇の後ろをくぐってからジャイブして内側にねじ込むようなコースの選択を頭に入れておかなければと思いました。

・フィニッシュラインの読み
2日目の最初のレース、2下の時点で3艇身ほど後ろに慶應の河合君がいました。フィニッシュまでのレグでじわじわ追いつかれながらも、何とか抜かれずにフィニッシュまでもう少し・・!という所で河合君が急速にベア。
あ、フィニッシュアウターのほうがライン近い・・・。これがフィニッシュライン読めないやつの抜き方か・・・。
あわててこちらもベアして何とか先にフィニッシュしたものの、一瞬ヒヤリとしました。フィニッシュラインのどちらが有利端かを見極める重要さを思い知りました。
それにしても、河合君速ぇ・・・

・ブラック
最終レース、ブラックゼネリコに引っ掛かりました。一レース目がすでに捨てレースだったので、文字にはもっと注意するべきでした。
ブラックなのにラインが高く、他の船に隠れながら出ればよかったのですが、ひとつ前の叩いてしまったレースを引きずって、少しでも前に出ようと欲張ってしまった結果だと思います。一つ一つのレースで区切りをつけて、次のレースに臨むことが大切ですね。

逆に良かったことを挙げていくと
・クローズが割と速い
川田さんや鳥居監督に指摘された船のバランスに集中してみた結果、悩んでいたクローズが改善しました。今、わりと速いです。ニヤリ
ブローの初めのインパクトに合わせてクルーと一緒に一瞬ハイクアウトに出てフラットを保つようにすると、船がスーッと前に出ていい感じです。

・ランニングのおとし角
クルーのおかげもあって、ランニングが他の艇よりもおとせます。ただ、一日目は他の艇のブランケに入るのを恐れて他の艇のラインに合わせて走っていたためなかなか思うように順位を上げられませんでした。
2日目は室伏さんにアドバイスをもらったこともあり、思い切ってラインを無視して自分の走り角で走ったところ、初めは苦しかったものの、ブランケに関係ない距離まで離れればむしろ走りやすく、3艇ほど順位を上げることができました。もちろん、風の強さやブランケの大きさを考えなければいけないと思いますが、コースの幅が一つ広がりました。また、その時は近くに後続艇がいたのですが「おとして走ろう」と声をかけることで、無駄なのぼり合いを避けることができました。周りの船との交渉も大事です。

・スタート前のスタ練
初めは武尾の案で、うまくかみ合わないスタートを改善するためにやっていたのですが、毎回ラインができてから実際にスタートラインをフル加速で切ってみることでスタートのいいイメージがつかめて実際にスタートがうまくいくようになり、これは自分のルーチンにしようと思いました。

以上、大変なミスもありましたが実りの多いレースでした。
最後に引越しの運転を勤めたり、サイドステイを取りにいったり、なにより相方としていろいろアドバイスをしてくれながら一緒に戦った武尾に心から感謝します。
全日本470では (出られるんだよね?笑)一矢報いてやりましょう。

それでは、個選や秋イン(や院試)にむけて、いっそう頑張っていきましょう!!


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