今回の七大学戦の責任者を務めました、四年の青木です。
昨日、第55回七大学総合体育大会ヨット競技は終了しました。関わってくださった全ての皆様、ご協力ありがとうございました。
今大会の運営について振り返ります。
が、細かな反省(旗が一枚足りなかったとか)はここに書いてもつまらないので、それはしっかり現役内で反省し引継ぐとして、ここでは自分の理想と現実について書こうと思います。レースについては他の人が書きます。
今大会の責任者に任命されてから、お祭りのような大会にしたい!という思いでやってまいりました。その思いは、ドイツで行われたクルーザーの世界大会への二回の参加を通じてより強くなりました。
よく言われるように、向こうではセーリングが文化として根付いていて、周りの関心が高いために、いかに選手以外を楽しませるか、そして選手がいかに陸で楽しむかを常に開催者が考えているわけです。翻って日本を見ると、関係者・観戦者はほぼ選手選手で、内輪になりがちなんじゃないでしょうか(ヨットを初めて三年三ヶ月の若造がすいません)。海外と比較して歴史が浅いことや海での漁協の強さなどの影響は否定できないほど大きいとしても、こんなに素晴らしいスポーツが発展しないことと、ヨット界にありがちな内輪な態度は無関係ではないとおもいます。努力が足りていないとさえ考えていました。
自分は海外のそうしたエンジョイ精神に感銘を受ける一方、日本において同世代の仲間と自然の中で切磋琢磨する事も素晴らしいと考えていたので、それを融合してしまえば凄いことが起きるんじゃないか?という発想のもと、「お祭り」を目指しました。
お祭り的な大会にする具体的な策としては、観覧艇を多く集めることは勿論、「ハーバーに屋台を並べる」「レセプションは学生らしく」「着艇後はマリーナの屋上で弊部主催のビアガーデンが開店し、各大学OBの方も含め夜の海を見ながら酒盛りする」「実況中継ルームを作る」「陸から見えるところでレース」「めっちゃドローンが飛んでる」「めっちゃ旗が立ってる」「いろんなショップが立ち並ぶ」などなどです。
幸い我々のホームポートは八景島シーパラダイスと併設しており、そこに来た人々がなんだなんだと引き寄せられれば、ヨットを知らない人を多く巻き込む大規模な大会が出来ると考えました。
しかし。。。参加した皆さんの感想はどうでした?笑 多分、お祭りのようになってなかったでしょうね。青写真への希望は、様々な壁にことごとく跳ね返されたのです。前言撤回、努力しても叶わないこともありますね。
ですが、叶ったことも少しだけありました。OBの方々な多大なるご協力により観覧艇はのべ12艇集まり、実況中継ルームは大変な賑わいでした。少しだけですが、理想に向けて前進したことを感じます。
この大会は毎年行われ、しかも(はるか昔)国を背負った旧七帝国大学の持ち回り開催なのですから、そのまま伝統と慣習を引き継ぐのでなく、悪いところは直し、良い所は引き継ぎ、理念があるならチャレンジして、やがて学生ヨット界の可能性を広げるような大会に今後発展していってほしいと思います。
私的な話になりますが、今回は運営責任者と同時に選手としても2日間レースしました。しかし、思うような結果は残せませんでした。上記の事は全部、ヨット下手な奴が何言ってんだという話になってしまうので、この七大学戦を区切りに、残る3ヶ月をヨットスキル向上に捧げていきたいと奮起しています。
今大会の運営において、多くのOBの皆様、松下先生、他大学の皆様、そしてハーバー関係者の皆様のご協力なくしては今大会は成り立ちませんでした。心より御礼申し上げます。自分の至らなさにより多大なご迷惑ご心配おかけしましたが、よく反省し、次につなげたいと思います。特に新一年生はヨットレースの右も左も分からない中運営に奔走し、実況中継も成功させるという大仕事をやってのけてくれました。ありがとう!
頼もしいOBの皆様や優秀な下級生の中で運営出来た自分は幸せ者
でした。この素晴らしい経験をした我々が今後どうヨット界と関わっていくか、問われているところです。
青木
以下リザルト
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1104007229660834&id=297624386965793&_ft_=top_level_post_id.1104007229660834%3Atl_objid.1104007229660834&__tn__=%2C%3B
昨日、第55回七大学総合体育大会ヨット競技は終了しました。関わってくださった全ての皆様、ご協力ありがとうございました。
今大会の運営について振り返ります。
が、細かな反省(旗が一枚足りなかったとか)はここに書いてもつまらないので、それはしっかり現役内で反省し引継ぐとして、ここでは自分の理想と現実について書こうと思います。レースについては他の人が書きます。
今大会の責任者に任命されてから、お祭りのような大会にしたい!という思いでやってまいりました。その思いは、ドイツで行われたクルーザーの世界大会への二回の参加を通じてより強くなりました。
よく言われるように、向こうではセーリングが文化として根付いていて、周りの関心が高いために、いかに選手以外を楽しませるか、そして選手がいかに陸で楽しむかを常に開催者が考えているわけです。翻って日本を見ると、関係者・観戦者はほぼ選手選手で、内輪になりがちなんじゃないでしょうか(ヨットを初めて三年三ヶ月の若造がすいません)。海外と比較して歴史が浅いことや海での漁協の強さなどの影響は否定できないほど大きいとしても、こんなに素晴らしいスポーツが発展しないことと、ヨット界にありがちな内輪な態度は無関係ではないとおもいます。努力が足りていないとさえ考えていました。
自分は海外のそうしたエンジョイ精神に感銘を受ける一方、日本において同世代の仲間と自然の中で切磋琢磨する事も素晴らしいと考えていたので、それを融合してしまえば凄いことが起きるんじゃないか?という発想のもと、「お祭り」を目指しました。
お祭り的な大会にする具体的な策としては、観覧艇を多く集めることは勿論、「ハーバーに屋台を並べる」「レセプションは学生らしく」「着艇後はマリーナの屋上で弊部主催のビアガーデンが開店し、各大学OBの方も含め夜の海を見ながら酒盛りする」「実況中継ルームを作る」「陸から見えるところでレース」「めっちゃドローンが飛んでる」「めっちゃ旗が立ってる」「いろんなショップが立ち並ぶ」などなどです。
幸い我々のホームポートは八景島シーパラダイスと併設しており、そこに来た人々がなんだなんだと引き寄せられれば、ヨットを知らない人を多く巻き込む大規模な大会が出来ると考えました。
しかし。。。参加した皆さんの感想はどうでした?笑 多分、お祭りのようになってなかったでしょうね。青写真への希望は、様々な壁にことごとく跳ね返されたのです。前言撤回、努力しても叶わないこともありますね。
ですが、叶ったことも少しだけありました。OBの方々な多大なるご協力により観覧艇はのべ12艇集まり、実況中継ルームは大変な賑わいでした。少しだけですが、理想に向けて前進したことを感じます。
この大会は毎年行われ、しかも(はるか昔)国を背負った旧七帝国大学の持ち回り開催なのですから、そのまま伝統と慣習を引き継ぐのでなく、悪いところは直し、良い所は引き継ぎ、理念があるならチャレンジして、やがて学生ヨット界の可能性を広げるような大会に今後発展していってほしいと思います。
私的な話になりますが、今回は運営責任者と同時に選手としても2日間レースしました。しかし、思うような結果は残せませんでした。上記の事は全部、ヨット下手な奴が何言ってんだという話になってしまうので、この七大学戦を区切りに、残る3ヶ月をヨットスキル向上に捧げていきたいと奮起しています。
今大会の運営において、多くのOBの皆様、松下先生、他大学の皆様、そしてハーバー関係者の皆様のご協力なくしては今大会は成り立ちませんでした。心より御礼申し上げます。自分の至らなさにより多大なご迷惑ご心配おかけしましたが、よく反省し、次につなげたいと思います。特に新一年生はヨットレースの右も左も分からない中運営に奔走し、実況中継も成功させるという大仕事をやってのけてくれました。ありがとう!
頼もしいOBの皆様や優秀な下級生の中で運営出来た自分は幸せ者
でした。この素晴らしい経験をした我々が今後どうヨット界と関わっていくか、問われているところです。
青木
以下リザルト
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コメントありがとうございます!
下級生達は本当に明るく楽しく仕事をしてくれて、頼もしく思います。
最高学年の時に、彼らのような後輩がいることは誇らしいです。
今後ともご期待ください!
青木
ただレースを成立させるだけでなく、今までなかった方向にチャレンジするのは素晴らしいですね!
前後が引越しという超過酷スケジュールにもかかわらず、現役の皆さんが活き活きしていた様や、
下級生も自身の役割に責任感を持って積極的に取り組んでいた姿が印象的でした。
今後も楽しみにしてます!