東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

和歌山クリニックを終えて

2015年10月14日 16時42分22秒 | Weblog
皆さんこんにちは!全日本に向けて減量を開始した一年の笠原です。
先週末に仰秀チームが参加した和歌山クリニックの報告をさせていただきます。
 
今回は、インカレ予選が終わり、J24全日本選手権に向けてのキャンペーンの最初の練習であり、個人的にはかなり久々のヨットのちゃんとした練習でした。
新チーム始動から遠征ということで、この機会を有意義なものに出来るか不安な面もあったのですが、結果としてチームとしても個人としてもとても成長できたと思います。
 
メンバーとしては、バウマン海野、マストハンド上村、ピット笠原、トリマー岡田、ヘルムスマン松山で仰秀チームは出艇し、シエスタチームの方が指導に乗って下さりました。山本はマストハンドとして月光チームに混ざり、指導を受けました。
 
2日間のクリニックを通して感じたのは、役割分担と乗員同士のコミュニケーションの重要性です。
J24はディンギーと違って5人ないし6人で乗るので、1人のやることは絞られてくるが、代わりに全体の意思統一が難しいと感じました。
1日目はブローが入った際にフォアデッキ全員で移動してしまったり、ヒールロールプレスのタイミングがバラバラになってしまうことが多々あって、その原因はフォアデッキでほとんど話し合いを行っていなかったことです。他にも話し合いをしなかったがために誰がマークを見て、誰がブローコールし、誰が他艇を見るなどを決めていなかったので、走りのほうが疎かになっていました。
それを受けて2日目は役割分担をしっかり決めて、積極的に話し合いを行い、トラブルの際には大声で伝達するなどを確認した結果、かなり改善されたように感じました。
個人的なことではありますが、常に声を掛け合いながら、全員一丸となって進んでいくこの感覚がクルーザーの魅力なのかなと思い、とても楽しかったです。
 
加えて、今回はシエスタチームの方に乗っていただき、新人に対してトラブルを起こさない動作の指導をしていただいた他、モーターボート上でジブアップなどのタイミングを他の月光チームなどと比較して見させていただいたり、ビデオも撮っていただいて、かなり得るものがありました。
ただ、ラウンディングやスタ練(コース練)で特に微風時に他の艇に大きく遅れてしまっていたので、なんとか競れるようになりたいですね。
 
まだまだ様々な状況に対し、誰が指示を出し誰が動くのかが詰められていないので、これから全日本までの約1カ月ちょっとの間に何度も乗って経験を積んでいくことで、成長していきたいと思います。
 
次の土日は関東選手権です。まだ自分はレースを経験したことがないのですが、しっかりとこのレースが全日本へのステップアップとなるよう、精一杯頑張ってきたいと思います。
 
最後に、このような機会を設けていただいた月光チーム、シエスタチーム、そして和歌山まで運転してくださった松山さん、本当にありがとうございました。

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