東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

神戸遠征

2023年02月24日 21時28分49秒 | 遠征ブログ

お世話になっております。クルーザー班新3年の関根佑樹です。


クルーザー班では2/20から2/23までの4日間、神戸に行き、神戸大学との合同練習を行いました。神戸大学のオフショアセーリング部や練習運営をしてくださった、木村さんをはじめとした社会人の皆様のおかげでとても有意義な練習となりました。


やはり最も良かった点は複数艇での練習を豊富にできた点です。普段の練習では、時おり油壺の社会人チームと練習することはあっても基本的には一艇で練習しています。その中で4日間も、さらには3艇での練習をすることで、自分たちの走りの癖を知ることができたし、レース形式の練習によって対艇を意識した実戦での走らせ方やコースの引き方を学ぶことができました。

神戸大と比較した時の自分の走りの癖を特筆すると、スタート直後に上して走ってしまうこととダウンウィンドでの走りが弱いことであることがわかりました。このような癖は他艇と走らせてみないと分からないことであり、自分たちの弱点をしれたことが最大の収穫だと思えます。


また、知らない海面を経験できたことも大きかったです。今回の練習海面は六甲アイランドの東沖でしたが、もちろんその海面でヨットをしたことはありませんでした。この海面で感じたことは、波が高いことと予報より風が強く吹くことです。大阪湾の中なので波があまり立たないかと思えばそんなこともなく、むしろ小網代よりも波が高かった印象があります。また大型船が通るため、その引き波が遠くからでも伝わってきました。

予報の風は1日目、2日目は順風〜強風の強さで走らせることはできるだろう風。3日目、4日目は無風〜微風でもしかしたら練習ができないかもしれない風でした。しかしながら、実際に吹いたのは、1日目は予報よりリグ1段階分強い風、2日目はこれ以上風が吹いたら走らせることもできないような風。3日目、4日目も予報に反して軽風〜順風の風が吹きました。

やはり知らない海面はいつもと違う面が多くありました。全日本選手権や世界選手権で知らない海面でのレースがあり得ますが、そういう海面では事前になるべく実際にその海面で走らせるのが重要だと感じました。



最後に、いつも感じていることではありますがマネージャーの存在も大きかったです。宿の手配をしてくれ(駅近、ハーバー近で安く、快適な最高の宿でした。)、朝昼晩のご飯の用意をしてくれました。マネージャーのサポートのおかげで自分たちプレーヤーはヨットに集中することができていたし、今までもこれからもそうなのだろうと思います。あと、落合さんとお話しできてとても嬉しかったです。


明日からの3日間の練習を挟んだ後は蒲郡でのアニオルズカップになります。目標はもちろん優勝なので応援のほど、よろしくお願いいたします。


昨日まで神戸大との練習をし、今日は京都を観光し、また明日から小網代での練習なので少し短いですがここらで失礼いたします。


今後とも仰秀の応援のほど、よろしくお願いいたします。


関根佑樹