東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

涙の数だけ強くなれるよ

2020年06月03日 18時00分00秒 | 2020リレーブログ

尊敬する松前パイセンからご指名をもらいました。
誰にも負けないワイの自慢、というお題ですが、むずすぎです、、

まあ、色々考えたんですが、
僕の誰にも負けない自慢は、

去年沈した回数ということで行きましょう。

多分一番沈したと思います。

風が強くても沈しますし、風が弱くてもロールタック沈を無限にやっていたので、おそらくですが、1位であるという自負があります。

そんな沈王である僕に、一番思い出に残っているのは、秋の、ある自主練の日ですね。


その日は予報では6m/sくらいで、まあいけるだろうということで出艇しました。ハーバーで艤装していると、ん、なんか強くね?ってなり、
この時点で、既におしっこちびりそうでしたが、でる気だけはマンマンだったし、今更、怖いので出ましぇん。と言うのは恥ずかしかったので、震える手を押さえて、出艇をキメました。(小松さんが救助用ロープをバウに取り付けてくれました。)


海に出てみると、案の定、経験したことないくらい吹いてて、波が高い。どうやら、maxでは10m/s近く入ってたらしいです。

こんなの経験したことなかったので、本気で波に呑まれるんじゃないかと、めっちゃ怖くて、ビビりまくってました。

でもやるしかないので、無限に上って、沈しまくりました。この段階で多分10回くらい沈してましたが、地獄はここからでした。
昼着するぞ〜という声に従って、僕は下り始めたのですが、船は恐ろしいくらいローリングしました。僕が朝艤装したのは、船じゃなくて丸太だったのか、と本気で疑いました。
もう、恐怖を通り越して、涙が頬をつたいました。
ランを走るだけで、沈しまくりました。
小松さんには、ローリングは体で起こせ〜舵を使うんだ〜と言われましたが、正直それどころじゃありませんでした。
そして、ハーバーに入るためにジャイブをしようとするのですが、無理でした。10回くらい挑戦して全部沈しました。結局、タック周りで帰りました。
午後は風が少し落ちたのですが、結局ジャイブは出来なかった気がします。

この日、20回以上沈しました。

体がクタクタになり、買い出しに行けませんでした。ごめんなさい。

でも、この日のおかげで、強風でもびびらない、めげないメンタルが少しついたような、そんな気がします。

あ、もし、おれの方が沈したわ!っていう方がおられたら、ご連絡下さい。

まとまったかまとまってないかよくわからないブログとなりましたが、こんなもんで勘弁してください。

さあ、次のブログは、プレイヤーとして数々の伝説を海に遺し、惜しまれながらもマネージャーに転向、バリバリ働いてくれている、早苗にしたいと思います。

テーマは、「ヨット部でやらかしたこと」です。よろしく!